北海道道120号美深中頓別線
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主要地方道 | |
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北海道道120号 美深中頓別線 主要地方道 美深中頓別線 | |
路線延長 | 71.9 km |
制定年 | 1982年(昭和57年) |
起点 | 中川郡美深町字仁宇布【北緯44度32分48.6秒 東経142度34分14.1秒 / 北緯44.546833度 東経142.570583度】 |
終点 | 枝幸郡中頓別町字中頓別【北緯44度58分22.9秒 東経142度17分16.0秒 / 北緯44.973028度 東経142.287778度】 |
接続する 主な道路 (記法) |
北海道道49号美深雄武線 北海道道880号上音標音標線 北海道道1023号上徳志別乙忠部線 北海道道12号枝幸音威子府線 北海道道647号兵安上頓別停車場線 国道275号 |
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北海道道120号美深中頓別線(ほっかいどうどう120ごう びふかなかとんべつせん)は、北海道中川郡美深町と枝幸郡中頓別町を結ぶ道道(主要地方道)である。
概要
[編集]路線データ
[編集]- 起点:北海道中川郡美深町仁宇布(北海道道49号美深雄武線交点)
- 終点:北海道枝幸郡中頓別町中頓別(国道275号交点)
歴史
[編集]- 1982年(昭和57年)9月30日 - 1017号として路線認定[1]。
- 1993年(平成5年)5月11日 - 建設省から、道道美深中頓別線が美深中頓別線として主要地方道に指定される[2]。
- 1994年(平成6年)10月1日 - 路線番号を120号に変更[3]。
この路線は、165号乙忠部中頓別線(1957年〈昭和32年〉3月30日認定)の一部と615号志美宇丹美深線(1968年〈昭和43年〉3月30日認定)を統廃合し、新たに認定したものである[4]。なお、乙忠部中頓別線の残った区間は1023号上徳志別乙忠部線となった[4]。
路線状況
[編集]元々この道道は狭隘かつ未舗装で、冬期通行止めだったが、後述の通り、天の川トンネルなどを開通、拡幅させるなどして、通年通行を可能にした。
重複区間
[編集]- 北海道道12号枝幸音威子府線:枝幸郡枝幸町歌登西町 - 枝幸町歌登桧垣町
道路施設
[編集]- 主なトンネル
- 天の川トンネル(1995年〈平成7年〉7月7日竣工・延長1353m)[5]
- このトンネルは、もと旧国鉄美幸線未成区間の第2大曲トンネルを転用したものである。美幸線廃止後の代替路線確保のため、道路改良工事の一環として1990年(平成2年)10月に着工、総事業費53億円を投じて拡幅工事を行い、1995年(平成7年)7月7日の「七夕の日」「7並びの日」に開通した[6][7][8]。旧道道の未舗装区間9.7kmをルート変更したもので、道路部分を含めた改良延長は3.8kmであり、冬季の通行止めが解消され、通年通行が可能となっている[8]。「天の川トンネル」の名称の由来は、歌登町大曲(現・枝幸町歌登大曲)の徳志別川に架かる「牽牛橋」と枝幸町風烈布の風烈布川に架かる「織姫橋」にちなんでいる[6]。
- 主な橋梁
- 二十七線橋
- 陽明橋
- 織姫橋(1992年竣工)
- 牽牛橋
- 大曲橋
- 日の出橋
- 寿橋
- 豊沃橋(1999年竣工)
- 新開橋
- 天導橋
- 辺毛中央橋
- 辺毛内橋
- 歌登橋
- 寒月橋
- 曙橋
- 白岩橋(1974年竣工)
- 白岩2号橋(1972年竣工)
- 白岩1号橋
- ガロウ橋
- 会心橋
- 豊栄橋(1968年竣工)
- 兵知安橋(1970年竣工)
- 一の沢橋
地理
[編集]通過する自治体
[編集]交差する道路
[編集]- 美深町
- 北海道道49号美深雄武線 - 仁宇布(起点)
- 枝幸町
- 北海道道880号上音標音標線 - 上音標
- 北海道道1023号上徳志別乙忠部線 - 上徳志別
- 北海道道12号枝幸音威子府線 - 歌登西町
- 北海道道12号枝幸音威子府線 - 歌登桧垣町
- 中頓別町
- 北海道道647号兵安上頓別停車場線 - 兵安
- 国道275号 - 中頓別(終点)
沿線にある施設など
[編集]- 美深町
- トロッコ王国美深
- 美深町立仁宇布中学校
- 枝幸町
- 中頓別町
- 中頓別町中頓別小学校
- 稚内信用金庫中頓別支店
- 中頓別郵便局