逢香
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逢香(おうか、女性、1994年2月10日[1] - )は、日本の書家。「妖怪書家」の肩書を自称する。
来歴
[編集]大阪府岸和田市出身。奈良県在住。書道を6歳より始め、奈良教育大学教育学部(伝統文化教育専攻・書道教育専修)を卒業した[2]。変体仮名の講義を契機として、在学中より妖怪の墨絵や水墨画を手がける[2]。
高等学校教諭一種免許状(書道)、小学校教諭一種免許状、書道師範免許を取得。大阪府立高校で書道の教諭を務めた。
2017年、レベルファイブ原作ゲーム・アニメ『妖怪ウォッチ』シリーズ「黒い妖怪ウォッチ」のキャラクターおよびタイトルデザインを担当[3]。
2020年、「橿原神宮 御鎮座百三十年記念大祭」揮毫。ならまちになる世界遺産 元興寺の絵馬の書・画・印デザインを手掛ける。4月からは奈良テレビ「加藤雅也の角角鹿鹿」準レギュラー出演・タイトルデザイン担当。世界遺産 金峯山寺にて個展を開催した。
2021年、3月からNHK奈良放送局総合テレビでの『ならナビ』のコーナーとして、毎月第2火曜日に「逢香の華やぐ大和」が放送。出演とタイトルデザインを担当し、初の冠番組となる。レベルファイブ原作ゲーム・アニメ『メガトン級ムサシ』題字およびアニメのサブタイトルデザインを担当[4]。2022年、文化庁文化芸術創造拠点形成事業として奈良市美術館にて個展「妖怪POP」を開催し、約1万人を動員した。
2023年、4月から5月にかけて、大阪市中央区日本橋の安藤忠雄建築「ギャラリー日本橋の家」にて個展「妖怪ユニバース」を開催。風刺画など40点を展示。
メディア出演
[編集]レギュラー番組
[編集]ゲスト出演
[編集]- 吉田類のにっぽん百低山「奈良・龍王山」(NHK BSプレミアム、2022年3月1日)
- 万葉びとと令和の物語〜中西進とめぐる奈良・世界遺産の旅〜(TOKYO MX、BS11、奈良テレビ、2022年6月5日から公開)
脚注
[編集]- ^ “profile | 妖怪書家 逢香 ouka”. 妖怪書家 逢香 ouka. 2020年4月15日閲覧。
- ^ a b c d 中島志佳さん(第24代ミス奈良)・逢香さん(妖怪書家・第25代ミス奈良)の「奈良市観光大使」就任について(令和元年11月20日発表) - 奈良市(2019年11月20日)
- ^ “奈良)書家・逢香さん、黒い妖怪ウォッチのデザイン原案:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2020年4月15日閲覧。
- ^ “「メガトン級ムサシ」題字・サブタイトル担当しました”. 妖怪書家 逢香 ouka. 2020年4月15日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 逢香 ouka (@x_ouka) - X(旧Twitter)
- 妖怪書家 逢香 ouka (yoooooookai.darake) - Facebook
- 逢香 ouka (@ouka_yokai) - Instagram
- NHK奈良放送局「逢香の華やぐ大和 - ウェイバックマシン(2021年5月19日アーカイブ分)」