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通天閣の灯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「通天閣の灯」
橋幸夫シングル
B面 君よ夕陽は沈んでも
リリース
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル ビクター(VS-1106)
作詞・作曲 佐伯孝夫(作詞)
吉田正(作曲)
橋幸夫 シングル 年表
白い制服
(1963年8月5日)
通天閣の灯
お嬢吉三
(1963年10月20日)
テンプレートを表示

通天閣の灯」(つうてんかくのひ)は、1963年9月20日に ビクターより発売された橋幸夫の41枚目のシングル(VS-1106)[1]

概要

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  • 前年9月20日に発売した橋幸夫・吉永小百合のデュエット曲「いつでも夢を」(VS807、作詞佐伯孝夫、作曲吉田正)は、第4回日本レコード大賞を受賞した。売上げはその後も好調で、この年夏までには120万を突破している(現在までの売り上げ累計は250万枚)[2]
  • これを受け橋は、翌年にあたる63年7月2日、120万突破記念「橋幸夫チャリティ・ショウ」を東京厚生年金ホールで、日本ビクターと読売新聞社の後援で開催した[3]
  • 作曲した吉田は、これに先立ち、6月27日大阪フェスティバル・ホールに於いて、企画滝井利信、構成・演出川内康範、監修佐伯孝夫で「日本レコード大賞受賞記念・吉田正リサイタル」を開催した。その第三部が組曲「港の詩」で三浦洸一フランク永井松尾和子和田弘とマヒナスターズなど門下生が出演し、トップバッターの橋は黒のスーツという印象的な出で立ちで登場、吉永は中盤で出演した。
  • この時に初めて披露されたのが本楽曲「通天閣の灯」(佐伯作詞、吉田作曲)である。リサイタル会場が大阪であったこと、2月に発売し京都を取り上げた「舞妓はん」が好評であったこともあり、今度は大阪ものとなった[4]
  • ジャケットには「リサイタル実況録音より」となっているが、実際にはスタジオ録音である[5]。なお本リサイタルは「交声組曲・巷の詩」としてLPレコード(SJL-5061)で販売されている。
  • c/wは吉永小百合の「君よ夕陽は沈んでも」で、リサイタルで発表された曲で、同じく佐伯作詞、吉田作曲である。

収録曲

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  1. 通天閣の灯
    作詞: 佐伯孝夫、作・編曲:吉田正
  2. 君よ夕陽は沈んでも(吉永小百合)
    作詞: 佐伯孝夫、作・編曲:吉田正

収録アルバム

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  • 初期のLP盤には収録されているが、近年のCD盤でのアルバム収録はない。
  • CD-BOXでの収録は以下のとおり。
    『橋幸夫大全集』(CD-BOX 6枚組 全114曲収録) [1993年9月20日発売] DISC3
    『橋幸夫のすべて』(CD-BOX 5枚組 全105曲収録) [2011年2月8日発売] DISC-4
    『橋幸夫ベスト100+カラオケ15』(CD-BOX 5+1枚組) [2015年10月28日発売] Disc3

出典

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  1. ^ 「シングルレコード・ディスコグラフィティ」橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』ISBN 4-948735-16-7 ワイズ出版(東京)1993/6 168-209頁以降参照
  2. ^ 『毎日新聞』1998年3月13日付夕刊 14頁
  3. ^ 日本ビクター出版『橋幸夫チャリティ・ショウ』1963年9月刊行 
  4. ^ 『別冊近代映画』1963年9月号 通巻116号 102頁
  5. ^ 橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』ISBN 4-948735-16-7 ワイズ出版(東京)1993/6 42頁