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逆為替

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

逆為替とは、金を受け取る側が振出人、支払う側が名宛人となる為替手形である。通常の手形であれば、金を支払う側が振出人、受け取る側が名宛人となり、為替手形の動く方向と資金の動く方向が同じであるが、その逆であるため逆為替という。

もっぱら輸出代金の回収に用いられる。

逆為替による輸出代金回収のプロセス

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  1. 輸出者は、船積みを終えた後、為替手形を振り出し、船積書類(信用状取引の場合は、信用状も)を添えて、取引銀行に買取を依頼する。
  2. 取引銀行は、為替手形を買取り、代金を輸出者に支払う。
  3. 取引銀行は、輸出先の国の契約銀行に為替手形を送付し、代金を受け取る。
  4. 輸出先の国の契約銀行は、為替手形を輸入者に呈示し、輸入者は手形代金と引き換えに船積書類を入手する。

その他

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送金による為替の場合は、為替の動く方向と資金の動く方向が一致する。これを並為替という。

関連項目

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