近藤真弓
表示
近藤 真弓 (こんどう まゆみ) | |
---|---|
生誕 |
1955年 愛知県田原市 |
死没 | 2011年3月16日(享年55歳) |
国籍 | 日本 |
出身校 | 愛知県立成章高等学校 |
著名な実績 | コラージュキルト作家 |
代表作 | 「AGAIN」(2003年) |
受賞 | 「AGAIN」(2003年)キルトジャパン賞入賞作品発表会グランプリ[1] |
活動期間 | 平成時代 |
近藤 真弓(こんどう まゆみ、1955年 - 2011年3月16日)は、日本のコラージュキルト作家。愛知県渥美郡赤羽根町(現在の田原市)出身。アルミ缶やプルトップを用いたコラージュや農作業に使う寒冷紗やガーゼを染めて作品に用いるなどユニークな素材を使った作品が多い[2]。
来歴
[編集]1955年(昭和30年)、愛知県渥美郡赤羽根町に生まれる。1987年に自宅で学習塾を開き、その傍ら独学でキルトを学ぶ。1995年頃より農業をやりながらキルトのコンテストに出品し、多数受賞。生涯にわたって作成した作品は100点以上あるが、作成後、人に贈呈することが多く、手元にはほとんど残っていなかった。
2010年に病気療養のため福島県郡山市で過ごす。2011年3月にがんにより55歳の生涯を終える。遺言で作品はオークションにかけられ、収益金は東日本大震災の被災地に寄付されることになったため、散逸する前に地元の人に見てもらおうと追悼企画展が開催された[2]。
2011年11月に遺族が田原市と田原市議会に遺作を一点ずつ(「LIVINGTOGETHER」と「アルカイックスマイル」)を寄贈した[3]。
作品展
[編集]- 最初で最後の近藤真弓作品展(2001年3月17日 - 5月7日)
- コラージュキルト展 in 田原(2011年5月5日 - 7日、田原文化会館)
- コラージュキルト展 in 豊橋(2011年8月30日 - 9月5日、田原市こども未来館ここにこ)
受賞作品の一部
[編集]- 「朝焼けの劇場」1995年制作 砂浜美術館大賞
- 「お星さまさきました」1996年制作 播州織コンテストグランプリ
- 「翼をください」1999年制作 ユザワヤ創作大賞展タペストリー部門大賞
- 「自然の中の思い出」2000年制作 YOKOHAMAブラザー大賞
- 「母と子」2000年制作 ブラザーHCブラザー大賞
- 「おともだち」2001年制作 高島屋第1回ミニキルトコンテスト総合グランプリ
- 「早朝のアルカイックスマイル」2001年制作 第11回キルトジャパングランプリ
- 「収穫のとき」2002年制作 キルトジャパン金賞
- 「AGAIN」2003年制作 キルトジャパングランプリ
- 「ぴ~すぴ~す」2003年制作 第1回広島平和パッチワークキルトグランプリ賞
- 「循環」2003年制作 YOKOHAMAミニキルトコンテンポラリー部門グランプリ
- 「リサイクルバッグ(Ⅲ)」2003年制作 YOKOHAMAバッグの部(2点)最優秀賞
脚注
[編集]- 出典