近藤治
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近藤 治(こんどう おさむ、1939年 - )は、日本の歴史学者。佛教大学歴史学部歴史学科教授。専門はインド史。
略歴
[編集]1939年、兵庫県生まれ。1962年京都大学文学部史学科卒業。1966年から1969年までパキスタンのパンジャーブ大学(University of the Punjab)留学。1970年京都大学大学院文学研究科東洋史学専攻博士課程単位取得退学。京都大学から博士(文学)の学位を授与される。1996年追手門学院大学文学部講師。のち助教授、教授を経て、佛教大学文学部史学科教授。2010年4月佛教大学歴史学部歴史学科教授。1988年10月から1998年10月まで日本南アジア学会理事。1996年6月から2008年10月まで史学研究会評議員。2000年10月から2004年10月まで再び日本南アジア学会理事[1]。
著書
[編集]単著
[編集]- 『インドの歴史』(講談社、1977年)
- 『インド史研究序説』(世界思想社、1996年)
- 『現代南アジア史研究―インド・パキスタン関係の原形と展開』(世界思想社、1998年)
- 『東洋史研究叢刊61 ムガル朝インド史の研究』(京都大学学術出版会、2003年)
- 『東洋人のインド観』(汲古書院、2006年)
編著
[編集]- 『インド世界―その歴史と文化』(世界思想社、1984年)
- 『アジアの歴史と文化10 南アジア史』(同朋舎、1997年)
共著
[編集]講演・口頭発表等
[編集]- 「アブル・ファズルの皇帝観について」(東洋史研究会大会、1999年)
- 「アブル・ファズル自序を読む」(東洋史研究会大会、2003年)
- 「Concept of India at the Time of Akbar」(The Akbar Fourth Centenary International Seminar:Reason and Tolerance in Indian History,Held by Indian Council of Historical Research,New Delhi、2006年)
所属学会
[編集]脚注
[編集]- ^ 『東洋史研究叢刊61 ムガル朝インド史の研究』(京都大学学術出版会、2003年)