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近藤兼利

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
近藤 兼利
生誕 1893年5月2日
日本の旗 日本 石川県
死没 (1976-08-23) 1976年8月23日(83歳没)
所属組織  大日本帝国陸軍
軍歴 1914年 - 1945年
最終階級 陸軍中将
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近藤 兼利(こんどう かねとし、1893年明治26年)5月2日[1] - 1976年昭和51年)8月23日[1])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍中将。

経歴

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1893年(明治26年)に石川県で生まれた[1]陸軍士官学校第26期卒業[1]1938年(昭和13年)6月13日飛行大5連隊に就任し[2]7月15日陸軍航空兵大佐に進級[2]8月31日に飛行第5戦隊長となった[2]1939年(昭和14年)8月に明野陸軍飛行学校幹事に転じ[2]1941年(昭和16年)4月に白城子陸軍飛行学校航法部長に就任した[2]

1942年(昭和17年)7月9日に第2飛行団長(関東軍第2航空軍)に就任し[2]会寧に駐屯[1]。同年8月1日に陸軍少将に進級[2]1943年(昭和18年)6月に大刀洗陸軍飛行学校長に転じ[1]1944年(昭和19年)1月10日より兼第3飛行場司令官[1]6月20日宇都宮教導飛行師団長に就任し[1]1945年(昭和20年)3月1日に陸軍中将に進級し[2]第10飛行師団長(航空総軍第1航空軍)に親補された[1]。東京周辺の防空任務に就き[1]、終戦を迎えた[1]

1947年(昭和22年)11月28日、公職追放仮指定を受けた[3]

栄典

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k 福川 2001, 318頁.
  2. ^ a b c d e f g h 外山 1981, 355頁.
  3. ^ 総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、「昭和二十二年十一月二十八日 仮指定者」53頁。
  4. ^ 『官報』第5654号、「叙任及辞令」1945年11月15日。

参考文献

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  • 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738 
  • 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026