辻田克巳
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辻田克巳(つじた かつみ、1931年〈昭和6年〉3月28日 - 2022年〈令和4年〉8月24日)は、俳人。日本文藝家協会会員。俳人協会副会長、朝日新聞京都俳壇選者を務めた。
人物
[編集]京都市生、京都大学文学部卒、中学校教員を経て高校教員となる。
1957年(昭和32年)、「天狼」「氷海」に同時に入会し、山口誓子、秋元不死男に師事。
1960年(昭和35年)「氷海」同人。
1974年(昭和49年)「天狼」同人。
1978年(昭和53年)「氷海」終刊、「狩」創刊同人。
1989年(平成元年)に教職を辞し、1990年(平成2年)「幡」を創刊・主宰。
句集に『明眸』『オペ記』『頬杖』『昼寝』『焦螟』『稗史』『ナルキソス』『春のこゑ』など。
2022年(令和4年)8月24日、誤嚥性肺炎のため死去[1]。91歳没。
受賞
[編集]- 1960年 - 第9回氷海賞
- 1968年 - 第2回星恋賞(「氷海」同人賞)
- 1972年 - 天狼コロナ賞(「オペ記」50句により)
- 1981年 - 第4回俳人協会新人賞(句集『オペ記』により)
- 1991年 - 第1回紫式部市民文化賞(句集『幡』により)
- 2010年 - 第51回俳人協会賞(句集『春のこゑ』により)
参考文献
[編集]- 『辻田克巳句集』 ふらんす堂<現代俳句文庫>、1993年
外部リンク
[編集]脚注
[編集]- ^ “俳人の辻田克巳さん死去”. 時事ドットコム. 時事通信社. (2022年8月30日) 2022年8月30日閲覧。