辻井正
辻井 正(つじい ただす、1929年9月19日 - 2014年7月3日)は、日本の医師・医学者。奈良県立医科大学名誉教授。元日本消化器病学会理事長。2006年、瑞宝中綬章受章[1][2]。 医学博士(東京大学・1960年)(学位論文「アルファーグロブリン増加の機序に関する研究」)[3]。
学位
[編集]略歴
[編集]昭和22年03月 奈良県立五條中学校(現奈良県立五條高等学校)卒業
昭和29年03月 奈良県立医科大学卒業
昭和33年07月~昭和35年3月 奈良県立医科大学(第一内科学)助手
昭和35年04月~昭和35年9月 奈良赤十字病院医員
昭和35年10月 奈良県立医科大学(第一内科学)助手
昭和39年06月 奈良県立医科大学(第一内科学)講師
昭和52年06月 奈良県立医科大学拡充に伴い、新設された、第三内科学[=消化器内科分野]の初代教授となり、平成07年3月までつとめる、以下退職まで学長専任
昭和63年04月~平成04年3月 奈良県立医科大学 附属病院長
平成06年04月~平成10年3月 奈良県立医科大学長(平成08年4月より、奈良県立医科大学看護短期大学部の学長を兼任)
専門分野
[編集]内科学一般、消化器、肝臓病学
研究分野
[編集]肝硬変合併症の病態生理学的背景と治療
肝と他臓器相関
胆汁酸代謝、胆汁酸の免疫
肝繊維化
アルコール性肝障害
脂肪肝の臨床
主な開催学会・研究会
[編集]次の学会長を務めた。
第32回日本消化器病学会大会(平成02年10月)
第29回日本肝臓学会総会(平成05年07月)
第33回日本消化器病学会近畿地方会(昭和55年09月)
第112回日本内科学会近畿地方会(昭和58年12月)
第7回アルコール代謝と肝研究会(昭和62年04月)
第5回消化器臓器相関研究会(昭和62年08月)
第2回腹腔鏡的胆嚢摘出術研究会(平成03年12月)
第19回日本急性肝不全研究会(平成05年07月)
第6回含硫アミノ酸研究会(昭和58年08月)
学会の歴任役職
[編集]日本内科学会評議員(現功労会員)
日本消化学器学会理事長(現名誉会員)
日本消化器病学会理事
日本肝臓学会理事(現名誉会員)
日本消化器内視鏡学会評議員
日本胆道学会評議員(現名誉会員)
日本成人病学会評議員
日本アルコール医学会評議員
国際肝臓研究会(IASL)Active Member
アジア・太平洋肝臓研究会(APASL)Active Member
その他特記事項
[編集]- 平成02年03月15日~平成04年3月15日 厚生省医療関係者審議会専門委員