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辺仁善

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
辺仁善
변인선
生誕 不明
所属組織 朝鮮人民軍陸軍
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辺仁善
各種表記
チョソングル 변인선
漢字 邊仁善
発音: ピョン・インソン
日本語読み: へん じんぜん
ローマ字 Pyŏn Insŏn(MR式
Pyeon In-seon(2000年式
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辺仁善(ピョン・インソン、へん じんぜん、朝鮮語: 변인선/邊仁善1946年 - )は、朝鮮民主主義人民共和国の軍人。2012年での階級は朝鮮人民軍陸軍上将。

経歴

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2003年7月、人民陸軍中将から上将へ昇進した (人民軍の階級では中将と大将の間に上将という階級が設けられている)[1]

2010年9月には朝鮮労働党中央委員会政治局員に選出されている。翌10月には人民武力部副部長にも就任した[1]

2012年3月、朝鮮中央放送は辺を第4軍団司令官であると報じた。これにより、延坪島砲撃事件後、金格植が退いてから長らく不明であった第4軍団司令官が判明した。辺は、同年3月5日に行われた朝鮮中央放送のインタビューにおいて、「青瓦台であっても仁川であっても全て火の海となり、逆賊一味はただの一人も生き残れないだろう」と述べている[1]

その後朝鮮人民軍第1副総参謀長兼作戦局長を務めていた辺であったが、金正恩第一書記に対し異議を唱えたとして2015年1月に粛清された[2]2019年3月に行われた最高人民会議第14期代議員選挙では選出者に名前がなかったことが確認されている[3]。現在の生死は不明。

その他

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2011年12月、北朝鮮前指導者金正日の死を受けて、国家葬儀委員会委員を務めた。

脚注

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  1. ^ a b c “연평도 도발 北 4군단장, 김격식 후임에 변인선”. 朝鮮日報. (2012年3月7日). http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2012/03/07/2012030700150.html 2012年4月3日閲覧。 
  2. ^ “金正恩氏、側近2人更迭…恐怖政治に不信高まる”. 読売新聞. (2015年2月6日). https://web.archive.org/web/20150512232541/http://www.yomiuri.co.jp/feature/TO000301/20150205-OYT1T50125.html 2016年8月28日閲覧。 
  3. ^ “北朝鮮代議員選挙結果を徹底分析!相次ぐ実力者らの意外な「落選」が判明! - Yahoo!ニュース” (日本語). Yahoo!ニュース. https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/7acb579864384101c5d30b575a26ed62ad9a68cd 2019年6月2日閲覧。 
 朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国
先代
朝鮮人民軍第1副総参謀長兼作戦局長
2013年 - 2015年
次代
金春三