転陵院
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転陵院(てんりょういん、1730年6月8日(享保15年4月23日) - 1778年10月16日(安永7年8月26日)[1])は、江戸時代中期の女性。尾張藩第9代藩主・徳川宗睦の正室。父は近衛家久。別名は好君(たかぎみ)。息子は徳川治休と徳川治興。
生涯
[編集]関白・近衛家久の長女として生まれる[2]。1752年(宝暦2年)4月13日、尾張藩第9代藩主・徳川宗睦の正室となり、宗睦との間に2男(徳川治休・徳川治興)を出産[3]。
1778年(安永7年)、死去。また愛知県名古屋市の徳川美術館には転陵院の婚礼調度である「菊折枝蒔絵調度」が展示されている[4]。
脚注
[編集]- ^ 『徳川諸家系譜』第2巻(続群書類従完成会、1974年)p.221
- ^ “尾張名古屋藩主家 尾張徳川氏系譜”. 花筐館<葵の間>. 2023年5月22日閲覧。
- ^ “尾張藩・尾張徳川家の基礎知識”. 徳川黎明会. 2023年5月22日閲覧。
- ^ “菊折枝蒔絵乗物”. 文化遺産オンライン. 2023年5月22日閲覧。