軍馬の郷六原資料館
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軍馬の郷六原資料館 | |
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情報 | |
旧名称 | 旧陸軍省軍馬補充部六原支部官舎 |
用途 | 資料館 |
旧用途 | 佐官級官舎 |
設計者 | 陸軍省第八師団経理部 |
施工 | 鬼柳九兵衛(岩手県北上市立花) |
所在地 |
〒029-4501 岩手県胆沢郡金ケ崎町六原蟹子沢17番地1 |
座標 | 北緯39度13分59.9秒 東経141度03分03.0秒 / 北緯39.233306度 東経141.050833度座標: 北緯39度13分59.9秒 東経141度03分03.0秒 / 北緯39.233306度 東経141.050833度 |
文化財 | 国の登録有形文化財 |
指定・登録等日 | 2017年5月2日 |
軍馬の郷六原資料館(ぐんばのさとろくはらしりょうかん)は、岩手県胆沢郡金ケ崎町に所在する資料館である。
沿革
[編集]日本の近代化に伴って陸軍が1896年(明治29年)に軍馬を補充するために軍馬補充部を設置した。当時相去村六原地区(現在の金ケ崎町六原)にあった土地を有効利用するために相去村村長、胆沢郡会議員を歴任した桑島重三郎が誘致に尽力し、1898年(明治31年)同地に六原支部が設置された。その後支部長・支部員用の官舎が9区画設置され、3棟が現存する。軍縮に伴い六原支部は1925年(大正14年)に廃止され、広大な土地は農場などを経て現在の岩手県立農業大学校となる。2016年(平成28年)10月29日、資料館として開館し、プロスキーヤーの三浦雄一郎が講演した。館内には三浦の写真や桑島に関する資料などを展示している[1]。
建築
[編集]1911年(明治44年)建築。2015年 (平成27年)改修。木造平屋建て、銅板葺、建築面積117m2。廊下を挟んで東側に和室、西側に洋風の応接室が配置された和洋折衷様式。現存例の少ない佐官級宿舎である。2017年(平成29年)5月2日、旧陸軍省軍馬補充部六原支部官舎第一棟として第二棟、第三棟とともに国登録有形文化財として登録された[2]。
利用情報
[編集]- 開館時間 - 午前9時から午後5時まで
- 休館日 - 毎週月・火曜日、年末年始(12月29日から1月3日)
- 入館料 - 無料
交通アクセス
[編集]周辺施設
[編集]脚注
[編集]- ^ “軍馬の郷六原資料館開館 29日に三浦雄一郎氏講演”. デジタル毎日. 2018年10月28日閲覧。
- ^ 国・県指定文化財データベース