コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

車掌だGO!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

車掌sim』(車掌シム)(車掌だGO!)は、HAKO及びWARAINUが制作した鉄道車掌シミュレーションゲームである。2023年8月現在、iPhoneおよびAndroid、ios端末でのプレイに対応している。

車掌だGO!
ジャンル シミュレーション
開発元 HAKOT、HAKOT GAMES
主な製作者 HAKO、WARAINU
1作目 車掌だGO! 観光鉄道編
(2019年9月3日)
最新作 車掌sim観光電車編(私鉄編内に追加)
(2022年10月12日)
テンプレートを表示

概要

[編集]

2019年にリリースしたAndroid向けゲームアプリ「車掌だGO! 観光鉄道編」以降、シリーズ増強およびアップデートを繰り返している、個人制作のゲームアプリである。製作者のHAKOは、ドア開閉体験アプリケーションをリリース以前から公開している。2020年には対応OSをiPhoneへも拡張した。乗務する路線はいずれのシリーズにおいても架空のものであるが、実在の路線をモチーフにしている。2021年7月アップデートにより、地下鉄編がリニューアルされ、グラフィック、乗客のテクスチャなどがリアル化された。それに続き、私鉄編もアップデートされた。全作にクーラー機能があるのだが、効きが非常に良く、気温の変動が激しい。

シリーズ

[編集]

車掌だ! GO 観光電車編

[編集]

2019年発表のシリーズ第一弾。架空の鉄道「湘陵電鉄」が舞台。全4駅のプレイである。登場車両や駅名などは江ノ島電鉄および箱根登山鉄道等がモチーフと思われる[独自研究?]車両は全て2両編成で、簡素的な車掌シミュレーションゲームとなっている。2020年のアップデートでは、車内放送設備と視点回転が追加され、2021年にフルリニューアル、観光電車編として再リリースし、旧型車両「500形」、雪や雨、夕方のステージなども追加された。[1]2022年のアップデートにより、私鉄編内に場所が移動され、新駅(大涌温泉駅)の追加、発車ベルの導入、グラフィックの改善などが行われた。また、新車の追加(900系、800系)もされた。追加された900系はレトロ調のデザインになっており、「レトロ電車」という愛称がつけられている。

車掌だ! GO 私鉄編

[編集]

2020年発表のシリーズ第二弾。架空の鉄道「縦山急行電鉄」が舞台。全5駅のプレイである。地下鉄編登場後には、地下鉄編の車両の乗り入れ運転の乗務も楽しめる。車両は全て4両編成3扉で、片扉車両の乗務も可能。2020年4月のアップデートでは、視点の前後方向移動が可能になった他、ミュージシャン「hasy」が作曲した発車メロディーも一部の駅で使用が可能である。[2]2021年9月のアップデートで、新車(8000系、9000系)の追加、20系の塗装変更、発車メロディ自動化、自動放送装置の追加などが行われた。また、荷物挟みやなどの要素も追加された。新車の8000系は西日本鉄道、9000系は阪急電鉄がモデルだと思われる。また、縦山駅の駅員の声は、鉄道運転士ナレーター響丈氏の声が採用されており、本物の放送でのリアルな乗務が楽しめる、

また、2021年10月には車掌sim私鉄編2が公開された。舞台は外神田駅と神宮駅を結ぶ縦急新中央線である。2では20mの車両、発車ベルなどの新しい要素が追加された。また、車両の帯色も変更が可能になった。発車メロディは、さくらさくら(外神田駅)、たなばたさま(富士見町駅)、夕焼小焼(紀尾井町駅)、鉄道唱歌(神宮駅)の4曲が収録されている。編曲は「hasy」氏が担当している。また、霞ヶ丘駅ではベルが使用されている。ちなみに先述の曲はJR東日本の駅でも使用されている。使用駅はさくらさくら=武蔵小金井駅、たなばたさま=平塚駅、夕焼け小焼け=八王子駅、鉄道唱歌=品川駅となっている。もちろんながら、発車メロディの即切りも可能である。また、205系などの人気が高い車両も登場する。(ゲーム内では1000系として登場)

車掌だ!GO 地下鉄編

[編集]

2020年発表のシリーズ第三弾。架空の鉄道「メトロ金座線」が舞台であり、前作と同様に全5駅であるが、すべての駅にホームドアが取り付けられている。これまでのシリーズとは違い、乗り込む乗客をドアで挟んでしまった時に減点はされない。2021年にはアップデートがあり、新車の追加(9000系、3000系)、リピーターのリアル化、グラフィックの改善などが行われた。路線名や車両からモデルは東京メトロ銀座線と考えられる。ちなみに私鉄編に登場する縦急本線直通運転を行っており、縦急線の車両も登場する。

 同製作者の作品 

[編集]

乗務員シミュレーター、 どあしむ、 ワンマン列車物語(1、2)、 追憶の列車通り(横浜市電編)、 僕は入国審査官

出典

[編集]
  1. ^ 「車掌だ! GO 観光電車編」”. www.google.co.jp. HAKO. 2021年1月8日閲覧。
  2. ^ 「車掌だ!GO 私鉄編」”. ときめきを届けるサイト. 2021年2月2日閲覧。

https://play.google.com/store/apps/details?id=comHAKOT.Shitetsu&hl=ja&gl=US