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踊 (Adoの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Ado配信限定シングル
収録アルバム狂言
リリース2021年4月27日
規格デジタル・ダウンロード
録音日本の旗 日本
ジャンル
時間3分28秒
レーベルVirgin Music
作詞者DECO*27
作曲者Giga,TeddyLoid
チャート順位

2021年度 (Billboard JAPAN)

  • 年間18位 (HOT 100)[5]
  • 年間19位 (Download Songs)[6]
  • 年間27位 (Streaming Songs)[7]
Ado 年表
  • (2021年)
ミュージックビデオ
「踊」 - YouTube

」(おど、英語: Odo)は、Adoの楽曲。作詞はDECO*27、作曲・編曲はGigaTeddyLoid。4作目の配信限定シングルとして2021年4月27日Virgin Musicからリリースされた。NHK総合「夜光音楽 ボカロP 5min.」のテーマソングに起用されている[8]

背景と制作

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Adoによると本楽曲は、全体的にこれまでの3曲 (「うっせぇわ」、「レディメイド」、「ギラギラ」) とは違っており、「自分の新しい一面がまた見せられたんじゃないかなと思ってます」と述べている[9]。レコーディングは前3曲の時と同じく大変だったといい、インタビューでは、「『踊』は声を重ねる部分が多くて、特にサビに入ったときの“Woah”が一人で7、8人分くらいの声を入れなきゃいけなくて、しかもそのコーラスが曲の中で結構振られていたので、なかなか苦戦しましたね。」と語っている[9]

音楽性

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本楽曲は、リズムや楽曲の複雑な展開が特徴的なダンスミュージックである[1]。サウンド面では、K-POPが得意とするビートやベースラインの組み方、音色の選び方、展開の仕方、オリエンタル感が取り入れられている[9]。作詞を担当したDECO*27による言葉遊びがふんだんに散りばめられた歌詞も本楽曲の特色のひとつである[1]

Adoは自身の歌唱について、「今までのドスの利いた感じと違う、クラブにいてもおかしくないような女の子の感じ」を表現するべく、声色を変えたり、鼻にかかるような声にしてみたと述べている[10]。そのなかで、「半端ならK.O. ふわふわしたいならどうぞ」の部分などでは攻撃的な精神があるという[10]

チャート成績

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本楽曲は、2021年5月5日公開(集計期間:2021年4月26日~5月2日)のビルボード・ジャパンチャートにて、「HOT 100」初登場4位、「Download Songs」初登場2位 (24,696DL) を獲得した[2]。本楽曲は特に動画再生回数 (国内) ランキングにおいて高水準を記録しており、初登場から3週連続1位を達成している[11]。その後も動画再生回数、ストリーミングを中心に好成績を維持し、2021年6月30日公開「Billboard Japan Streaming Songs」ではリリース9週目にして最高位となる7位(7,304,008回再生)を記録した[12]

リリースから約4ヵ月が経った2021年8月25日公開の「Streaming Songs」では、チャートイン17週目にして累計再生回数が1億回を突破した[13]

認定と売上

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認定 (RIAJ) 売上/再生回数
ダウンロード ゴールド[14] 164,000 DL[15]
ストリーミング プラチナ[16] 100,000,000 回再生[13]
*認定のみに基づく売上/再生回数

受賞

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ミュージックビデオ

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本楽曲のミュージックビデオは、楽曲が配信された2021年4月27日の午後8時に公開された。イラストはかゆか、映像は藍瀬まなみが手掛けており、無数に浮かぶドローンカメラを通した目線で女子ボクサーの物語が展開していく内容となっている[19]

カバー

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踊 (Bon-Odo Remix)

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踊 (Bon-Odo Remix)
Ado配信限定シングル
リリース2021年8月31日
規格デジタル・ダウンロード
録音日本の旗 日本
ジャンル
レーベルVirgin Music
作詞者DECO*27
作曲者Giga,TeddyLoid
Ado 年表
  • 踊 (Bon-Odo Remix)
  • (2021年)

踊 (Bon-Odo Remix)(おど ぼんおど リミックス)は、「踊」のリミックス。2021年8月31日に配信された。Gigaがリミックスしたもので、盆踊りをテーマにした爽快な1曲に仕上がっている[22]

脚注

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  1. ^ a b c Adoが語る、歌い手の衝動「孤独は悪いものではない」 1/6”. Rolling Stone Japan (2021年5月24日). 2021年7月13日閲覧。
  2. ^ a b c 阪神コンテンツリンク. “Billboard Japan Hot 100 | Charts”. Billboard JAPAN. 2021年5月5日閲覧。
  3. ^ Streaming Songs”. Billboard Japan (2021年6月30日). 2021年6月30日閲覧。
  4. ^ オリコン. “週間 デジタルシングル(単曲)ランキング 2021年05月10日付”. ORICON NEWS. 2021年5月5日閲覧。
  5. ^ Hot 100 Year End 2021”. Billboard Japan (2021年12月11日). 2021年12月11日閲覧。
  6. ^ Download Songs Year End 2021”. Billboard Japan (2021年12月11日). 2021年12月11日閲覧。
  7. ^ Streaming Songs Year End 2021”. Billboard Japan (2021年12月11日). 2021年12月11日閲覧。
  8. ^ https://www.universal-music.co.jp/ado/products/uv1as-00605/
  9. ^ a b c Adoが語る、歌い手の衝動「孤独は悪いものではない」 1/6”. Rolling Stone Japan (2021年5月24日). 2021年7月13日閲覧。
  10. ^ a b 「悪意を悪意のまま表現したものは、歌っていて気持ちが晴れる」 Adoが語る「うっせぇわ」「ギラギラ」「踊」と‟心情がリンクした”部分”. 文春オンライン (2021年5月12日). 2021年7月13日閲覧。
  11. ^ Ado 踊 Chart Insight”. Billboard Japan (2021年). 2021年6月12日閲覧。
  12. ^ 【ビルボード】BTS「Butter」がストリーミング6連覇 ずとまよ「あいつら全員同窓会」が初登場”. Billboard JAPAN (2021年6月30日). 2021年7月16日閲覧。
  13. ^ a b Ado「踊」自身2曲目のストリーミング累計1億回再生突破”. Billboard JAPAN (2021年8月25日). 2021年8月25日閲覧。
  14. ^ 8月度ダウンロード認定~MISIA「アイノカタチ feat. HIDE (GReeeeN)」がトリプル・プラチナ認定”. PR TIMES (2021年9月20日). 2021年9月20日閲覧。
  15. ^ オリコン年間 2021 デジタルシングルランキング”. オリコン (2021年12月22日). 2021年12月22日閲覧。
  16. ^ 9月度ストリーミング認定~YOASOBI「夜に駆ける」が史上初のダイヤモンド認定(累計再生数5億回突破)”. PR TIMES (2021年10月25日). 2021年10月25日閲覧。
  17. ^ 2022年度MPA賞決定! - 日本音楽出版社協会・2022年12月8日
  18. ^ 『NexTone Award』著作権使用料分配額1位は「うっせぇわ」 作詞作曲のsyudou氏「背筋が伸びる思い」 - ORICON NEWS・2023年4月28日
  19. ^ Ado、女子ボクサーの物語描いた「踊」MV公開”. 音楽ナタリー (2021年4月27日). 2021年6月9日閲覧。
  20. ^ 「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」Adoタイアップとして「踊」が追加!”. Gamer. 2023年8月10日閲覧。
  21. ^ bang_dream_gbpの2023年5月2日のツイート2023年5月5日閲覧。
  22. ^ Ado、盆踊りをテーマにした「踊」リミックス音源配信”. 音楽ナタリー (2021年8月31日). 2021年8月31日閲覧。

外部リンク

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