路考茶
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16進表記 | #8c7042 |
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RGB | (140, 112, 66) |
CMYK | (0, 20, 70, 55) |
HSV | (37°, 53%, 55%) |
出典 | http://www.colordic.org/w/ 日本の伝統色 和色大辞典 |
路考茶(ろこうちゃ・ろかうちや)とは、赤みがかった暗い黄褐色。
明和3年の川柳に「うくひすといふて路考は染めにやり」とあるため、鶯色(江戸時代は本来の鶯色に茶色がかった鶯茶のこと)と同色という説もあり、こちらに従えば緑がかったくすんだ茶色である。
歌舞伎役者の二代目瀬川菊之丞、通称「王子路考」が明和3年に「八百屋お七」の下女お杉役で舞台に上がった時に身に付けた色。
江戸中の女性がこぞって真似をしたといい、その後、明治に至るまで好まれた。
特定の人物名を冠した色名としては最も代表的な色である。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 福田邦夫『すぐわかる 日本の伝統色』東京美術 ISBN 4-8087-0784-5
- 吉岡幸雄『日本の色辞典』紫紅社 ISBN 4-87940-549-3