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越智越人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

越智 越人(おち えつじん、1656年明暦2年) - 1739年元文4年)頃?)は、江戸時代前期の俳諧師。別号に槿花翁(きんかおう)。尾張蕉門の重鎮で、蕉門十哲の一人。「更科紀行」の旅に同行した。

著作に不猫蛇(ふみょうじゃ)、猪の早太(いのはやた)、編集に鵲尾冠(しゃくびかん)、庭竈集(にわかまどしゅう)など。

名古屋に縁のある越人の墓所は、浄土真宗本願寺派「転輪山長円寺」(愛知県名古屋市中区二丁目4番23号)にある。名古屋市の史跡に指定され、同寺の境内入ってすぐに由緒書きがある。墓石には「負山氏越人叟之墓」と刻まれている。

略歴

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  • 明暦2年(1656年)、越後に生まれる。
  • 名古屋にて紺屋を営む。
  • 貞享元年(1684年)、芭蕉に会い入門。
  • 貞享5年(1688年)「更科紀行」で知られる旅に同行。

主な句

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  • うらやましおもひ切時猫の恋 (猿蓑

脚注

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関連項目

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