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越前魔太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

越前 魔太郎(えちぜん またろう)は、2010年8月21日公開の映画『NECK [ネック][1]に登場する架空の作家だが、越前魔太郎の作品として、2010年4月から同年9月にかけて「魔界探偵冥王星O」シリーズが講談社ノベルス電撃文庫メディアワークス文庫より実際に刊行された[2]

刊行作品リスト

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複数作家が一人の作家を演じる、覆面作家メディアミックスプロジェクトで、2010年9月刊行の『デッドドールのダブルD』以外、誰が書いているのか公式には明かされていない(下記の#正体を参照)

  • 2010年4月
  • 2010年6月
    • 『魔界探偵 冥王星O ホーマーのH』 (講談社ノベルス)イラスト:redjuice
    • 「魔界探偵 冥王星O フィータスのF」 (『電撃文庫MAGAZINE Vol.14』掲載)
    • 『魔界探偵 冥王星O ペインのP』 (メディアワークス文庫)イラスト:KeG
  • 2010年8月
    • 『魔界探偵 冥王星O ジャンクションのJ』 (講談社ノベルス) イラスト:redjuice
    • 『魔界探偵 冥王星O トイボックスのT』 (メディアワークス文庫)イラスト:鉄雄
  • 2010年9月
    • 『魔界探偵 冥王星O デッドドールのダブルD』 (講談社ノベルス)イラスト:redjuice (原作:越前魔太郎、著:舞城王太郎)
  • 2016年2月
    • 「エヴァ・マリー・クロス」(『メアリー・スーを殺して 幻夢コレクション』掲載 朝日新聞出版 / 2019年1月 朝日文庫

正体

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覆面作家「越前魔太郎」の正体は、当初は明かされていなかったが、のちに公式サイトにて以下の8名の作家名が公表された[3]

どの作家がどの作品を担当したかに関しては、公式には『デッドドールのダブルD』以外明らかにされていないが、掲載媒体や各イラストレーターなどから推測可能。

  • 担当作品を明示済
    • 舞城王太郎 - 『魔界探偵 冥王星O デッドドールのダブルD』(2010年9月、講談社ノベルス)
  • 担当作品不明[4]、氏名公表
  • 氏名は「??」となっている
    • 御影瑛路 - 『空ろの箱と零のマリア』シリーズ(電撃文庫)など。(氏名は明示されていないが、代表作に「空ろの箱と零のマリア」と明記されている)
      • Twitterでの発言から担当作は『トイボックスのT』[8]とされる。
    • 新城カズマ - 『15×24』シリーズ(スーパーダッシュ文庫)など。
      • 公式サイトでは、氏名不明、代表作不明、「架空世界設定の第一人者」と書かれている。[9]講談社BOOK倶楽部の『デッドドールのダブルD』の内容紹介にて、上記の秋田禎信、入間人間、乙一に続いて掲載された[9]ほか、『ホーマーのH』の帯にも名前が掲載されている。

映画版

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映画版の越前魔太郎は、真山杉奈(相武紗季)の幼馴染で、人気作家。担当編集者は赤坂英子(栗山千明)。

映画版『NECK』では、平岡祐太が越前魔太郎役を演じている。

脚注

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  1. ^ 映画版『NECK』公式サイト(外部リンク)参照。
  2. ^ 刊行された作品については「講談社BOOK倶楽部 『冥王星O』シリーズ 越前魔太郎|講談社ノベルス」(外部リンク)参照。
  3. ^ 講談社BOOK倶楽部 『冥王星O』シリーズ 越前魔太郎|講談社ノベルス」(外部リンク)参照。
  4. ^ 各作家の代表作については、「講談社BOOK倶楽部 『冥王星O』シリーズ 越前魔太郎|講談社ノベルス」(外部リンク)での表示に従う。
  5. ^ @aioiion”. 相生生音Twitterアカウント. 2021年11月13日閲覧。
  6. ^ @AkitaYoshinobu”. 秋田禎信Twitterアカウント. 2021年11月13日閲覧。
  7. ^ @AkitaYoshinobu”. 秋田禎信Twitterアカウント. 2021年11月13日閲覧。
  8. ^ @mikage_eiji”. 御影瑛路Twitterアカウント. 2021年11月13日閲覧。
  9. ^ a b 「魔界探偵 冥王星O デッドドールのダブルD 越前魔太郎 舞城王太郎 講談社」(外部リンク)参照。

関連項目

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外部リンク

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