赤瀬雅子
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赤瀬 雅子(あかせ まさこ、1933年11月25日[1] - )は、日本の比較文学者。桃山学院大学名誉教授。
主として永井荷風の比較文学的研究を行った。
略歴
[編集]東京市(現 新宿区)生まれ[1]。1957年、早稲田大学文学部卒業[1]。1962年、パリ大学文学部比較文学専攻中退[1]。1968年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学[1]。1968年、桃山学院大学文学部専任講師[1]、1970年助教授[1]、1974年教授[1][2]。1990年11月、第4回物集索引賞受賞[1]。2003年、定年退職[1]、名誉教授[1]。
著書
[編集]- 『永井荷風とフランス文学』(荒竹出版) 1976
- 『比較文学の展開 新しい文学史のために』(桃山学院大学総合研究所) 1983
- 『永井荷風 比較文学的研究』(荒竹出版) 1986
- 『比較文学・比較文化 フランス文学・フランス文化の影響』(桃山学院大学総合研究所) 1995
- 『永井荷風とフランス文化 放浪の風土記』(荒竹出版) 1998
- 『フランス随想 比較文化的エセー』(秀英書房) 2007
共編著
[編集]- 『明治のフランス文学 フランス学からの出発』(富田仁共著、駿河台出版社) 1987
- 『永井荷風の読書遍歴 書誌学的研究』(志保田務共著、荒竹出版) 1990
- 『芥川龍之介の読書遍歴 壮烈な読書のクロノロジー』(志保田務, 山田忠彦共編著、学芸図書) 2003