赤池 (山梨県)
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赤池 | |
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所在地 | 山梨県南都留郡富士河口湖町精進 |
位置 | 北緯35度29分19秒 東経138度37分30秒 / 北緯35.48861度 東経138.62500度座標: 北緯35度29分19秒 東経138度37分30秒 / 北緯35.48861度 東経138.62500度 |
成因 | 大雨 |
プロジェクト 地形 |
赤池(あかいけ)は、精進湖の南東、富士パノラマラインの瀬之波橋の真下付近に大雨が降り続くと出現する紡錘形の一時的湖沼[1]である。直径は約70m程度[2]。富士六湖とも呼ばれる。キャンプ場(CAMP AKAIKE)敷地内の北側に位置する。地権者は富士観光開発株式会社。
概説
[編集]普段は草に覆われた湿地であり、台風や大雨により精進湖の水位が上昇したとき、地下水を通じて赤池が出現するとされていた[3][4][5]。2021年、富士山科学研究所によって直近の降雨が地下浸透後、地下深部へ移動することなく比較的短期間(数日程度)で流出したものであるという研究結果が明かされた[6][7]。1980年以降では、1982年、1983年、1989年、1991年、1998年、2004年、2011年、2020年、2021年に出現した[5]。前述の通り湖底は草であるため陽光により湖面が緑色に見える[2][6]。
2021年の研究結果以前は、「半世紀ほど前までは日常的に存在していたようだが、精進湖と地下でつながっている本栖湖と西湖の湖水が発電用に放水されるようになってから姿を消したと推測」[3]されていた。
出典
[編集]- ^ “富士山北麓の幻の湖「赤池」、主に降雨により形成”. 山梨県. 2021年9月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月6日閲覧。
- ^ a b “7年ぶり「富士六湖」出現 台風15号の影響で”. 日本経済新聞 (2011年9月29日). 2014年7月20日閲覧。
- ^ a b “7年ぶり「幻の湖」 山梨、富士六湖とも呼ばれる赤池”. 朝日新聞 (2011年10月6日). 2014年7月20日閲覧。
- ^ “赤池(あかいけ)”. 富士の国やまなし観光ネット. 2014年7月20日閲覧。
- ^ a b “幻の富士六湖「赤池」”. 富士山NET. 2014年7月20日閲覧。
- ^ a b “富士五湖に次ぐ「幻の湖」、実は雨水だった 定説覆す分析結果”. 毎日新聞. (2021年9月6日) 2021年9月6日閲覧。
- ^ “富士山北麓の幻の湖「赤池」、主に降雨により形成 〜精進湖の水と成分一致せず、定説を覆す〜” (PDF). 山梨県富士山科学研究所 (2021年9月6日). 2021年9月9日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- “赤池、富士五湖の幻の湖(富士六湖)”. Fujigoko.TV. 2014年7月20日閲覧。