資生堂プロフェッショナル
種類 | 株式会社 |
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略称 | SHISEIDO PROFESSIONAL |
本社所在地 |
日本 〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目2-8 スフィアタワー天王洲14F |
本店所在地 |
〒104-0061 東京都中央区銀座7丁目5-5 |
設立 | 2004年10月1日[1] |
業種 | 化学 |
法人番号 | 4010001090060 |
事業内容 | ヘアサロン向けのヘアケア剤、ヘアカラー剤、パーマ/ストレートパーマ剤、スタイリング剤等の技術商材および小売商品の製造販売に関する事業 |
代表者 | 日本事業代表 朝妻久恵 |
資本金 | 2億5000万円[1] |
発行済株式総数 | 193,700株[1] |
売上高 |
7,651百万円(2021年12月期) [1] |
営業利益 | 非公開 |
経常利益 | 非公開 |
純利益 | 非公開 |
純資産 | 817百万円(2021年12月末) |
総資産 | 4,379百万円(2021年12月末) |
従業員数 | 約257人(2022年7月現在) |
決算期 | 12月31日 |
主要株主 |
Henkel Nederland B.V. 80% 株式会社資生堂 20% |
外部リンク | https://www.shiseido-professional.com/ja |
資生堂プロフェッショナル株式会社(しせいどうプロフェッショナル、SHISEIDO PROFESSIONAL INC.)は、主に美容室やエステティックなど、プロ専用の化粧品の製造・販売を行っている企業。ヘンケルのグループ会社。
「SHISEIDO PROFESSIONAL」の事業ブランドにてプロ専用の化粧品の製造・販売を手掛けている。
概要
[編集]資生堂は1974年から業務用品営業部において、美容室やエステティックなどのプロ専用の化粧品事業を開始[1]。以降、様々な再編を経て、2004年10月に資生堂ビューティーカンパニーとジェニックの2社が合併して資生堂プロフェッショナル株式会社が発足した[1]。
親会社である資生堂は、2022年2月9日に資生堂本体が手掛けている日本国内におけるプロ専用の化粧品の製造・販売事業(プロフェッショナル事業)を同年7月1日付で資生堂プロフェッショナルへ吸収分割により譲渡した上で、資生堂プロフェッショナル株式の80%をヘンケルのオランダ法人であるHenkel Nederland B.V.へ譲渡すること、「SHISEIDO PROFESSIONAL」の事業ブランドの商標ライセンスをヘンケルへ供与すること、「SUBLIMIC」「PRIMIENCE」「CRYSTALLIZING」などのブランドをヘンケルへ譲渡すること、アジアの資生堂子会社が手掛けている当該事業を各国のヘンケルの子会社へ譲渡することを発表した[1][2][3]。なお、資生堂美容室は譲渡対象には含まれていない[4]。魚谷雅彦資生堂社長は「プロフェッショナル事業は優先順位が低い事業であり、単独で進めていくより信頼できる相手がいるならばと契約に至った」とコメントした[5]。
資生堂プロフェッショナルは2022年7月1日付でヘンケルのグループ会社となった[6]。資生堂も残り20%の株式を継続保有する[1][2][4]。ヘンケル傘下入り後も、事業自体の変更はないとしている[4]。
ヘンケルと資生堂の両社は、資生堂が強みを持つ日本・アジア市場とヘンケルが強みを持つ欧米市場が融合する事により、事業体制が確立可能であるとしている[1][2][4]。
主なブランド
[編集]- SUBLIMIC
- PRIMIENCE
- CRYSTALLIZING
- STAGE WORKS
- THE GROOMING
ほか
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i プロフェッショナル事業譲渡に関するお知らせ~独ヘンケル社と協力し同事業のさらなる成長を目指す~資生堂 2022年2月9日
- ^ a b c ヘンケル、資生堂のアジア太平洋地域におけるプロフェッショナル ヘアビジネスを買収ヘンケルジャパン 2022年2月9日
- ^ 資生堂<4911>、ヘアサロン向け業務用事業をドイツ化学大手のヘンケルに譲渡M&A online 2022年2月9日
- ^ a b c d プロフェッショナル事業譲渡の発表に関して資生堂プロフェッショナル 2022年2月9日
- ^ 美容室業界に与える影響を考察 資生堂によるプロフェッショナル事業の売却WWD 2022年2月14日
- ^ ヘンケル、資生堂のアジア太平洋地域におけるプロフェッショナル ヘアビジネスの買収を完了ヘンケルジャパン 2022年7月4日