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資本装備率(しほんそうびりつ)とは、企業内の労働力に対する設備投資の比率である[1]。資本集約度とも言う[1]。
企業の生産性等を表すための指標の一つで、総資本を労働力で除算することにより算出される。この答えの数値が大きければ資本集約的、小さければ労働集約的といえる[2]。ここで、
- 資本集約的:事業活動において、労働力より固定資本に依存する形態。鉄鋼業・石油化学工業・化学工業などがこの形態である[3]。(資本集約型産業のページも参照の事)
- 労働集約的:事業活動において、逆に労働力即ち人の手で行う仕事のほうが多い形態。
をそれぞれ指す。
- ^ a b “資本装備率”. コトバンク. 2020年4月14日閲覧。
- ^ 「第1部第3章」『中小企業白書』(2016年版)中小企業庁、2016年、72頁。https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H28/PDF/chusho/03Hakusyo_part1_chap3_web.pdf。2020年1月10日閲覧。
- ^ “資本集約型産業”. コトバンク. 2020年1月10日閲覧。