コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

貴船神社 (可児市兼山)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
貴船神社
所在地 岐阜県可児市兼山宮町
位置 北緯35度27分12.1秒 東経137度05分14.1秒 / 北緯35.453361度 東経137.087250度 / 35.453361; 137.087250座標: 北緯35度27分12.1秒 東経137度05分14.1秒 / 北緯35.453361度 東経137.087250度 / 35.453361; 137.087250
主祭神 水波能売神
社格 旧郷社
創建 大治2年(1127年
本殿の様式 流造
例祭 10月第3日曜日(兼山祭)
テンプレートを表示

貴船神社(きふねじんじゃ)は、岐阜県可児市兼山にある神社である。社格旧郷社。兼山の氏神であり、森氏ゆかりの神社である。

例祭を「兼山祭」といい、子供神輿と武者行列が行われる。

祭神

[編集]

由緒

[編集]

大治2年(1127年)、土岐氏が、京都貴船神社から分祀したのが始まりというが、一説に、紀州高野山成就院末寺清立寺(在所不明)の鎮守として創建されたともいう[1]。以後土岐氏、森氏により保護される。一時衰退したが、元亀3年(1572年)に金山城城主森長一拝殿等を造営、慶長3年(1593年)に同忠政による社頭その他の造営あって再興された。

明治5年(1872年)郷社に列した。

神事

[編集]
兼山祭
毎年10月第3日曜日に行われる例祭。天和元年(1681年)から始まったと伝えられる。かつては神馬山車からくり人形が行われていたが、平成元年(1989年)より子供神輿と武者行列を中心とした祭りとなっている。武者行列は、兼山にゆかりのある斎藤正義を先頭に、森蘭丸坊丸力丸などに扮した約60名からなる。

文化財

[編集]

可児市指定重要文化財(有形文化財)

  • 木造狛犬(彫刻)(平成17年(2005年9月27日指定)
  • 蛙又(彫刻)(平成17年9月27日指定)
  • 棟札(歴史資料)(平成17年9月27日指定)
  • 扁額(歴史資料)(平成17年9月27日指定)

可児市指定有形民俗文化財

  • 兼山貴船神社の山車(平成17年9月27日指定)

可児市指定天然記念物

  • 兼山貴船神社のカヤ(平成17年9月27日指定)

交通機関

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 『神道大辞典』。

参考文献

[編集]

外部リンク

[編集]

関連項目

[編集]