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貴島桃隆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

貴島 桃隆(きじま とうりゅう、別名:喜島 登竜1901年 - 没年不明)は、昭和時代右翼(国際日本党総裁)、政治ゴロ政治運動家(都政調査会会長)、総会屋(国際経済研究所所長)。 

主な選挙歴

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国政選挙
選挙 選挙区 政党 得票 得票率 順位 備考
1958年 第28回衆院選 旧東京都第1区 無所属 701 0.001% 13/13 「喜島登竜」名義
1960年 第29回衆院選 旧東京都第3区 無所属 663 0.002% 8/12
1962年 第6回参院選 東京都選挙区 無所属 8,045 0.006% 16/24
1963年 第30回衆院選 旧東京都第3区 無所属 844 0.002% 7/14
首長選挙
選挙 政党 得票 得票率 順位 備考
1947年 東京都長官選 国際日本党 4,601 0.02% 8/8
1951年 東京都知事選 無所属 8,574 0.01% 6/6
1955年 東京都知事選 都政調査会 14,477 0.01% 5/6
1959年 東京都知事選 無所属 8,574 0.01% 6/9
1963年 東京都知事選 無所属 6,048 0.01% 10/13

主著

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  • 『崩壊せんとする米国の財界』2版. - 経済タイムス社, 1931年
  • 『犬養景気はどうなる?』- 経済タイムス社, 1932年
  • 『不動産金融の知識』- 国際経済新報社, 1932年
  • 『軍縮比率の崩壊』- 登竜閣, 1934年
  • 『世界の観た満洲国』- 登竜閣, 1934年
  • 『世界の観た満洲国』(改訂版)- 国際経済研究所, 1934年
  • 『通商非常時の解剖』50版 - 国際経済研究所, 1934年
  • 『日米協和外交とは?』-- 国際経済研究所, 1934年
  • 『広田外交の対外反響』50版 - 国際経済研究所, 1934年
  • 『歴代国務大臣演説集』(第1-3編)- 国際経済研究所, 1934年
  • 『外交知識』- 国際経済研究所, 1935年
  • 『歴代外務大臣演説集』全3巻 - 国際経済研究所, 1935年
  • 『米国は日本の敵か味方か?』- 国際経済研究所, 1937年
  • 『藤原銀次郎論』- 国際経済研究所, 1937年
  • 『紙業国営論の提唱』- 国際経済研究所, 1937年
  • 『歴代国務大臣演説集』- 登竜閣, 1937年
  • 『大学を解剖する』(共著)- 早稲田新聞社, 1938年
  • 『国民皆軍部』- 国際経済研究所出版部, 1938年

逸話

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三島由紀夫 の『不道徳教育講座』の一節「公約は履行するなかれ」で貴島と小長井一の選挙公報が名指しで紹介されていて「当選の可能性が遠のくほど、公約も空想的夢幻的神秘的になって行きます・・・・・政治理想主義との、昔ながらの反比例の関係が、こんなとこにもよく現れていると思います」としつつ、現実的な公約なら本当に実現出来るのだろうか?と皮肉っている。なお、この時の選挙は1959年の東京都知事選

関連項目

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