財満いずみ
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個人情報 | ||||||||||||||||||
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生誕 | 1996年12月4日(28歳) 日本 山口県防府市 | |||||||||||||||||
スポーツ | ||||||||||||||||||
競技 | 車いすバスケットボール | |||||||||||||||||
障害クラス | 1.0 | |||||||||||||||||
チーム | SCRATCH | |||||||||||||||||
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財満 いずみ(ざいま いずみ、1996年12月4日 - )は、日本の女子車いすバスケットボール選手。ポジションはフォワード[1]。女子車いすバスケットボールチーム「SCRATCH」所属[1]。車いすバスケットボール女子日本代表選手。
来歴
[編集]山口県防府市出身[2]。先天性の脊椎側弯症があったが、姉の影響で小学4年生の時からミニバスケットボールをしていた。悪化した脊椎側弯症の手術を受けた際に下肢の運動機能を失い、小学6年生の時から車いすを使用するようになる[3]。中学ではバスケットボール部のマネージャーをしていたが、2年生の時、井上雄彦の漫画・リアルを読み、車いすバスケットボールを知る。数か月後、山口県で開催された全国障害者スポーツ大会で実際に車いすバスケットボールの試合を観戦したことで自身も競技することを志し、地元の男子チーム・山口オーシャンズに入団した[4][5][6]。
防府商工高校1年生時の2012年、不足選手の補充の形で車いすバスケットボール女子日本代表に選出され、海外遠征に参加。3年生時の2014年、IWBF車いすバスケットボール世界選手権で日本代表の公式戦に初出場。高校卒業後、つくば国際大学に進学し[5][7]、健常者の車いすバスケットボールチーム「ROOTs」と、女子チームの「SCRATCH」に入団[4]。 2019年のU25世界選手権で副キャプテンを務め、準々決勝でドイツを破って、同大会で日本にとり歴代最高成績のベスト4入りを達成した[5]。2021年、東京パラリンピックに出場した。
日本代表歴
[編集]- 2014 世界選手権
- 2014 アジアパラ競技大会 準優勝
- 2015 U25世界選手権 6位
- 2015 アジアオセアニアチャンピオンシップス
- 2018 アジアパラ競技大会 準優勝
- 2019 U25世界選手権 4位
- 2019 アジアオセアニアチャンピオンシップス
- 2021 東京パラリンピック 6位
脚注
[編集]- ^ a b 【日本代表選手名鑑】車いすバスケットボール女子|東京2020パラリンピックパラサポWEB2021年8月19日
- ^ 財満 いずみ選手車いすバスケットボール長いリーチで勝利を掴む、若手ムードメーカーパラサポWEB 2021年9月10日閲覧
- ^ 車いすバスケットボール/財満いずみ「コートの上で、自分らしさを表現し続けていきたい」パラスポ+2021年5月14日
- ^ a b 小さな身体にでっかいハート。 「折れない気持ちだけは誰にも負けたくない!」パラスポ+2019年6月27日
- ^ a b c 【車いすバスケリレーインタビュー 女子Vol.19】 財満いずみ「120%で献身的なプレーが身上」バスケットボールキング2020年3月1日
- ^ 両親に、バスケで結果を残して恩返ししたい|車いすバスケットボール・財満いずみ選手インタビュー(前編)婦人画報2020年5月2日
- ^ 献身が武器。 プライドをもってプレーしています|車いすバスケットボール・財満いずみ選手インタビュー(後編)婦人画報2020年5月3日