貝吹山古墳
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貝吹山古墳 | |
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所在地 | 大阪府岸和田市 |
形状 | 前方後円墳 |
規模 | 約130m |
貝吹山古墳(かいふきやまこふん)は、大阪府岸和田市池尻町にある古墳。形状は大型前方後円墳。久米田古墳群を構成する古墳の1つ。
被葬者は明らかでないが、古墳時代前期の有力首長と考えられている。地元では、橘諸兄の墓であると伝えられており、後円部頂には宝筐院塔が建てられていたが、現在は久米田寺境内に移築されている。[1][2]
古墳の概要
[編集]築造時期・被葬者
[編集]副葬品から考えて、この古墳は古墳時代前期後半にあたるとみられるが、細かな年代はわかっていない。
規模
[編集]全長約130m、後円部径約75m
墳形・周濠
[編集]後円部は3段築成で、1段目は地山を削り出して造られており、2段目3段目は盛り土で作られている。2段目平坦部には埴輪列がある。 周濠や陵橋は、1段目と同時に造られた。
副葬品
[編集]盗掘されていたため、本来の位置を残した副葬品は見つからなかったが、盗掘坑の埋土から、断片が見つかった。
現在の景観
[編集]墳丘は、16世紀頃に改造され、その後、久米田の寺の境内となった。周濠はため池として利用され、現在の景観が形成されている。
アクセス
[編集]参考文献
[編集]- 『久米田貝吹山古墳 第1~4次調査概報』 岸和田市教育委員会、1999年。