豊田淳
表示
豊田 淳(とよだ じゅん、6月25日[1] - )は、日本のゲームクリエイター。バンダイナムコスタジオ所属[2]。
1990年立教大学理学部物理学科卒業[2]。同年ナムコに入社[3]。RPG『ビタミーナ王国物語』にかかわったことで社内にRPG好きが知れ渡り、そのことから『テイルファンタジア』(後の『テイルズ オブ ファンタジア』)にかかわり、『テイルズ オブ エターニア』ではストーリー原案を担当するなど、テイルズ オブ シリーズの創世記の中心人物として現場を牽引した[4]。2011年5月までプロデューサー、2011年4月からはマネージャー、2012年4月からはプロデューサーおよびマネージャーとして活動中[2]。2011年3月発売の『テイルズ オブ クロニクル』のインタビューの時点では、海外部門で活躍中[4]。
料理システム、チャットと、現在も受け継がれているテイルズ オブ シリーズの伝統的なシステムを考案した人物[4]。『テイルズ オブ エターニア』では架空言語「メルニクス語」の設定など世界設定の作り込みを行い、ゲームのみならず、ドラマCD版やアニメ版にもかかわった。
作品
[編集]- ビタミーナ王国物語(1992年9月17日、GB)スクリプター[5]
- テイルズ オブ ファンタジア(1995年12月15日、SFC)コ・プロデューサー
- テイルズ オブ デスティニー(1997年12月23日、PS)コ・プロデューサー
- テイルズ オブ ファンタジア(1998年12月23日、PS)スペシャルサンクス
- エースコンバット3 エレクトロスフィア(1999年5月27日、PS)スペシャルサンクス
- テイルズ オブ エターニア(2000年11月30日、PS)原作・監督
- 7〜モールモースの騎兵隊〜(2000年12月21日、PS2)スペシャルサンクス
- テイルズウェブドットコム[4](2001年[6]、ウェブサイト)
- テイルズ オブ ファンダム Vol.1(2002年1月31日、PS)プロデュース、「リリスがんばります!」スクリプト
- テイルズ オブ デスティニー2(2002年11月28日、PS2)スペシャルサンクス
- テイルズ オブ シンフォニア(2003年8月29日、GC)スペシャルサンクス
- テイルズ オブ レジェンディア(2005年8月25日、PS2)プロデューサー
- テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー(2006年12月21日、PSP)スペシャルサンクス
- テイルズ オブ ヴェスペリア(2008年8月7日、Xbox 360)スペシャルサンクス
- TEKKEN ARENA(2013年、iOS / Android)プロデューサー[7]
- テイルズ オブ ザ ワールド レーヴ ユナイティア(2014年10月23日、3DS)スペシャルサンクス
- 受付小町のリニューアル[7](2015年)
- テイルズ オブ ザ レイズ(2017年、iOS / Android)イベント「ウィスとオモチャの迷宮」におけるメルニクス語の演出協力[8]
脚注
[編集]- ^ 『テイルズ オブ エターニア オフィシャルガイドブック』434頁。
- ^ a b c “- 日本 Jun Toyoda”. LinkedIn. 2016年7月17日閲覧。
- ^ “ファンタジーほのぼの対談”. バンダイナムコゲームス. 2012年4月28日閲覧。
- ^ a b c d 『テイルズ オブ クロニクル』190-191頁。
- ^ 『ビバ☆テイルズ オブ マガジン 2016 Winter』18頁。
- ^ “『テイルズ』シリーズの公式ファンサイトがオープン”. ファミ通.com (2001年1月24日). 2012年4月30日閲覧。
- ^ a b “「ナムコ遺伝子」を継ぐ者が大集結! 30年前の受付ロボ復活劇 (1/5)”. ITmedia (2016年3月4日). 2017年2月18日閲覧。
- ^ “制作プロデューサーからお知らせ vol.6”. テイルズ オブ ザ レイズ 公式サイト. バンダイナムコエンターテインメント (2017年11月10日). 2017年11月12日閲覧。