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豊村酒造

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
豊村酒造有限会社
豊村酒造外観
種類 特例有限会社
本社所在地 日本の旗 日本
811-3304
福岡県福津市津屋崎4丁目14番18号
設立 1952年
創業1874年(明治7年)
業種 食料品
法人番号 9290002034505 ウィキデータを編集
事業内容 日本酒製造販売
代表者 代表取締役社長 豊村理惠子
外部リンク https://www.toyomurashuzou.jp/
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豊村酒造有限会社(とよむらしゅぞう)は、福岡県福津市津屋崎に本社を置く酒造メーカー。

創業明治7年(1874年)。代表銘柄は「豊盛」(とよさかり)。明治時代には福岡県で最大となる醸造量となった[1]。2023年7月に「津屋崎豊村喜三郎記念財団」を設立し、文化財の保存に努めている[2]。旧醸造場施設12棟は国の重要文化財に指定されている[3]

旧醸造場施設

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敷地面積2800平方メートルを有しており、明治から大正にかけて整備された12の建造物で構成されている[1][2]。施設の中には明治10年代に建てられたと見られる古酒倉や福岡市周辺に現存する中でも最大級の規模を誇る町家が存在する[1]

これらの設備は自然災害によって劣化が進んでおり、酒造を外部に委託していたこともあって取り壊しも検討されていた[2]。そんな中で2017年には保存を求めて市民団体が結成され、6000筆もの署名が福津市に提出された[2]。市の調査によって歴史的価値が高いと評価された一連の施設は2023年11月24日に重要文化財への指定が文部科学大臣に答申され、2024年1月19日に指定された。福津市では初となる有形文化財の重要文化財指定である[4]

脚注

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  1. ^ a b c 福津市の日本酒醸造施設 国の重要文化財指定へ”. NHK (2023年11月24日). 2024年2月2日閲覧。
  2. ^ a b c d 松本江里加 小川裕介 (2023年11月25日). “福津市の酒造施設が重要文化財に 有形文化財にも7件”. 朝日新聞. 2024年2月2日閲覧。
  3. ^ 令和6年1月19日文部科学省告示第2号。
  4. ^ 「豊村酒造旧醸造場施設」が国の重要文化財に指定されました!”. 福津市 (2024年1月19日). 2024年2月2日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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