豊嶋三千春
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豊嶋 三千春(てしま みちはる、1939年〈昭和14年〉9月15日 - )は、シテ方金剛流能楽師。京都市在住。
豊嶋弥左衛門(人間国宝)の長男として京都に生まれる。洛星中学校・高等学校、同志社大学卒業。父に師事。1945年(昭和20年)5歳で『三井寺』の子方で初舞台。宗家金剛巌に師事。1975年(昭和49年)文化庁芸術祭優秀賞受賞。1981年(昭和56年)重要無形文化財「能楽」保持者に認定(総合認定)。1995年(平成7年)第14回京都府文化賞功労賞受賞。2006年(平成18年)文化庁芸術祭大賞(個人)受賞。2015年京都市文化功労者表彰[1]。2018年旭日双光章受章。2019年豊嶋家の家名である彌左衞門を襲名[2]。
同志社大学、京都大学、椙山女学園大学などに能楽部金剛会を設立・指導。異父兄弟に豊嶋訓三。
脚注
[編集]- ^ “京都市文化功労者”. 京都市. 2022年9月19日閲覧。
- ^ 能楽協会, 公益社団法人. “豊嶋彌左衛門(てしまやざえもん)”. www.nohgaku.or.jp. 2021年12月5日閲覧。