豊泉駅
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(豊住仮乗降場 (北海道豊浦町)から転送)
豊泉駅 | |
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とよいずみ Toyoizumi | |
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所在地 | 北海道虻田郡豊浦町字豊泉 |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 室蘭本線 |
キロ程 | 30.9 km |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1960年(昭和35年)10月1日 |
廃止年月日 | 1968年(昭和43年)5月15日 |
備考 | 廃駅 |
豊泉駅(とよいずみえき)は、北海道虻田郡豊浦町にあった日本国有鉄道室蘭本線の駅(廃駅)である。事務管理コードは▲130302[1]。1968年(昭和43年)、室蘭本線の複線化に伴う経路変更により廃駅となった。
歴史
[編集]鳥伏信号場同様、戦時下の輸送力増強のために設けられた信号場であった。
- 1944年(昭和19年)10月1日 - 国有鉄道室蘭本線上に豊住信号場(とよずみしんごうじょう)として開設。
- 1949年(昭和24年)9月15日 - 仮乗降場として旅客扱い開始。
- 1960年(昭和35年)10月1日 - 駅に昇格、同時に改称。豊泉駅(とよいずみえき)となる[2][3]。
- 1968年(昭和43年)5月15日 - 室蘭本線の新線切替に伴い廃止となる[2][3]。
駅名の由来
[編集]所在地の地名「豊住」から名づけようとしたが、前年に仮乗降場から駅に昇格した池北線豊住駅と重複するため、「この地が非常に良質の水に恵まれているため」、「豊泉」としたとされる[3][2]。
駅構造
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
信号場時代は、1線スルーのスイッチバック式交換型信号場として、同時期に設置された鳥伏信号場をほぼひっくり返したような形であった。東室蘭方の辨邊トンネルに向かって10パーミルの上り勾配途中に設けられ、トンネル手前海側に並行して敷かれた待機側線へ乗り入れて待機した後、後退してほぼ水平のやはり海側に山を巻くように敷かれた加速線へ入り、その後前進して本線へ乗り入れてトンネルへ向かう形であった。
駅周辺
[編集]- 国道37号
- 豊泉川
駅跡
[編集]2010年時点で、相対式ホームと、駅舎の土台、駅官舎の2階建ての建物が残っている[4]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、224頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ a b c 太田幸夫 (2004-02-29). 北海道の駅 878ものがたり ~駅名のルーツ探求~ (1 ed.). 札幌市: 富士コンテム. p. 53. ISBN 4-89391-549-5
- ^ a b c 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、222頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング、2010年4月発行)160ページより。