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谷山兵三

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

谷山 兵三(たにやま ひょうぞう、1913年1月25日 - 1990年7月4日[1])は、日本薬学者長崎大学名誉教授日本薬学会有功会員。徳島文化女子短期大学元学長。

経歴

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大阪府吹田市出身[1]1938年長崎医科大学附属薬学専門部卒業[2]大日本製薬大阪帝国大学京都帝国大学での研究を経て、1944年大阪薬学専門学校(現大阪大学)講師に就任しその後、同校教授を経て大阪大学医学部助教授、近畿大学薬学部教授を歴任[2]1961年長崎大学教授、1963年に同大学薬学部長に就任し1965年まで務めた[2][3]1970年に再び同大学薬学部長に就任し1972年まで務めた[3]

長崎大学退官後は徳島文化女子短期大学学長、大阪医療技術学園専門学校理事長、大阪生物工学専門学校(現大阪動植物海洋専門学校)名誉学長を歴任[2]

1949年 京都大学薬学博士。論文の題は「ベンゾチアゾール誘導体の合成研究」[4]

1955年日本薬学会奨励賞(鈴木賞)受賞[5]。1985年、勲三等旭日中綬章を受章[1]。1990年、肺癌のため死去[1]

脚注

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  1. ^ a b c d 『現代物故者事典 1988~1990』(日外アソシエーツ、1993年)p.403
  2. ^ a b c d 野島庄七「有功会員谷山兵三先生の死を悼む」(PDF)『ファルマシア』第26巻第12号、1990年、p.1284、NAID 1100036590602010年8月23日閲覧 
  3. ^ a b 長崎大学薬学部:学部概要:歴代学部長・研究科長”. 長崎大学. 2010年8月23日閲覧。
  4. ^ 博士論文書誌データベース
  5. ^ 日本薬学会奨励賞歴代受賞者”. 日本薬学会. 2010年8月23日閲覧。

関連項目

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