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谷口茂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

谷口 茂(たにぐち しげる、1933年2月1日 - )は、日本のドイツ文学者、宗教学者、小説家明治学院大学名誉教授

来歴

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鹿児島県大崎町生まれ[1]鹿児島県立志布志高等学校を経て[1]1959年東京大学文学部ドイツ文学科卒業[1][2]1964年同大学院宗教学科博士課程満期退学[2]。大学院ではマルティン・ルター宗教改革について研究した[1]

明治学院大学一般教育部講師、助教授を経て教授となる[2]2001年に定年退任し、名誉教授[2]

大学在学中から文学サークルで活動し、1959年には季刊誌「雙面神」の同人となって長編「彼岸花」の連載や椎名麟三論の発表をおこなっていた[1]1961年「めじろ塚」で芥川賞候補となり[1][3]1968年に作品集『若き医師の告白』を刊行[3]

著書

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編著

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  • 『宗教における罪悪の諸問題』編 山本書店 宗教史学論叢 1991
  • 『内なる声の軌跡 劇作家ヘッベルの青春と成熟』編著 冨山房 1992

翻訳

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新版『カフカの日記 1910-1923』みすず書房頭木弘樹解説)、2024 ISBN 4622096935
アドルフ・ポルトマンミルチャ・エリアーデジャン・ブランドミニク・ザーアン
久米博長谷正當嶋田義仁共訳

脚注

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  1. ^ a b c d e f 南日本新聞社・編『郷土人系 下』(春苑堂書店、1970年)146-147頁
  2. ^ a b c d 明治学院大学『明治学院論叢 668号 谷口茂教授定年記念論文集』(2001年7月)
  3. ^ a b 『鹿児島県風土記』(芳即正 塚田公彦 監修、旺文社、1995年)481-507頁「鹿児島県人国記 平成七年八月現在」