谷出千代子
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谷出 千代子(たにで ちよこ、1944年 - )は、日本の国文学者・児童文学研究者。仁愛大学および仁愛女子短期大学名誉教授。かこさとし ふるさと絵本館「砳」館長。
来歴
[編集]福井県生まれ。1967年駒澤大学文学部国文学科卒業。1969年同大学大学院人文科学研究科修士課程国文学専攻修了。
仁愛女子短期大学教授、仁愛大学子ども教育学科教授、福井大学講師を歴任。専門分野は、絵本・児童文学論、口演童話史、イソップ寓話の研究。
「母と子の読書研究会」を主宰しながら、「子どもの本を楽しむ会」で子供の本の分析研究を行う。福井県子どもの読書活動推進会議、福井県立図書館運営懇話会に参加。県内外の研究者と共同研究を行い、子供の読書環境整備に取り組む[1][2]。
1991年より福井県文学コンクール「童話部門」選考委員、2002年から福井県風花随筆文学賞選考委員。2013年、かこさとし(加古里子)ふるさと絵本館「砳(らく)」館長に就任[3][4]。越前らくひょうしぎの会代表などを務める。
著書に「ファンタジー 死と再生の序章」「老いと死を伝える子どもの本」「子どもの言葉」「保育と児童文化」など[5][6]。
受賞
[編集]著書
[編集]- 「国立国会図書館サーチ」を参照
- 「CiNii>」を参照
出典・脚注
[編集]- ^ ふくい女性財団. “「心に響く読み聞かせ - 子どものための絵本」2004”. 2020年3月13日閲覧。
- ^ スクラム福井. “越前市発達支援公開シンポジウム 2015”. 2020年3月13日閲覧。
- ^ 毎日新聞. “かこさとしさん死去「遺志を受け継ぐ」2018年5月8日”. 2020年3月13日閲覧。
- ^ yahoo. “「全国紙芝居まつりプレ大会、8月29日に福井県越前市で開幕」2020.1”. 2020年3月13日閲覧。
- ^ 仁愛大学. “教員紹介(平成26年度版)”. 2020年3月13日閲覧。
- ^ 福井県. “児童文学研究者・谷出千代子氏の文学講座を開催 2019.5”. 2020年3月13日閲覧。
- ^ 福井新聞. “「福井新聞文化賞2氏の功績たたえる 谷出千代子さん、東洋一さんを表彰」2020年11月5日”. 2020年12月23日閲覧。