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謝旌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

謝 旌(しゃ せい、生没年不詳)は、中国後漢末期から三国時代[1]にかけての武将。孫権に仕えた。

事績

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陸遜の配下として、荊州の劉備軍との戦いに従軍。李異が水軍を、謝旌が歩兵を指揮し、敵将の詹晏・鄧輔・郭睦らを撃ち破り、陳鳳を捕虜とした。さらに劉備と気脈を通じていた秭歸の豪族の文布・鄧凱もまた、陸遜の指揮下で撃ち破った[2]

羅貫中の小説『三国志演義』では第82回で登場。孫桓配下の将として夷陵の戦いに従軍し、蜀漢と戦う。孫桓からは「万夫不当の勇」との信頼を得ていた。しかし張苞との一騎打ちでは敵わず敗走。この時は李異の救援もあって生き延びるが、翌日の再戦では混戦の中で張苞と出くわしたところ、矛の一突きで刺殺された。

脚注

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  1. ^ 三国志』上の謝旌の事績は後漢時代に当たるのか、後漢が禅譲した後の三国時代に当たるのか、正確な時期は定かではない。
  2. ^ 『三国志』巻58 呉書 陸遜伝