戸田酒造
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(諏訪大津屋本家酒造から転送)
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | 戸田酒造 |
本社所在地 |
日本 〒391-0001 長野県茅野市ちの2998 |
設立 | 1717年 |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 4100001019109 |
事業内容 | 日本酒の製造、販売 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
戸田酒造(とだしゅぞう)は、長野県茅野市に本社、醸造所がある日本酒メーカー。主要製品に清酒「ダイヤ菊」がある。
歴史
[編集]1717年(享保2年)、諏訪高島藩御用商人米問屋として前身の「大津屋」が上諏訪(現:諏訪市)創業。
1897年(明治30年)、諏訪郡永明村(現:茅野市)に分家し、宮坂光次郎商店として開業。
1914年(大正3年)に日本酒の醸造、販売を開始し「ダイヤ菊」「ダイヤ鶴」のブランドで東京市場に進出、成功を収めた。銘柄の由来は、最高の酒を目指す意味で、最高の宝石「ダイヤモンド」と日本の名花「菊」を組合せたもの。1951年(昭和26年)には、社名を銘柄を冠した「ダイヤ菊酒造株式会社」に改めている。
1950年代後半、映画監督の小津安二郎が蓼科高原の別荘で脚本を書き始める。後に出版された『蓼科日記[1]』中に「ダイヤ菊」が頻出し、滞在中に愛飲していたことが知られるようになる[2]。
1970年代までは盛んに新聞広告を出稿し、「東京で売れている」「酒の100本に1本はダイヤ菊」のコピーを並べていた[3]が、日本酒(普通酒)の売れ行きの減退に伴い東京市場からは徐々に退場した。
2008年(平成20年)に社名を諏訪大津屋本家酒造株式会社に改称、さらに2020年(令和2年)戸田酒造株式会社に改称して現在に至る。
銘柄
[編集]- 大吟醸 浮世絵
- 大吟醸 雪舟
- 純米吟醸原酒 生一本
- 吟醸生原酒 しんすみさけ
- 純米浮世絵
- 本醸造ダイヤ菊
- 純米ダイヤ菊
- 吟醸生貯蔵酒
- 金印ダイヤ菊
- 辛口ダイヤ菊
脚注
[編集]- ^ 『蓼科日記』蓼科日記刊行会著 小学館スクウェア(2013年)ISBN 978-4797981186
- ^ “小津安二郎とダイヤ菊”. 戸田酒造. 2021年11月19日閲覧。
- ^ 新聞広告 『朝日新聞』1970年(昭和45年)2月4日朝刊 12版 14面
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 戸田酒造 (@todashuhan) - Instagram
- コトバンク-ダイヤ菊とは
座標: 北緯35度59分30秒 東経138度09分03秒 / 北緯35.9917258度 東経138.1507677度