北澤美術館
表示
(諏訪北澤美術館から転送)
北澤美術館 Kitazawa Museum of Art | |
---|---|
施設情報 | |
専門分野 | アール・ヌーヴォー期のガラス工芸 |
事業主体 | キッツ、公益財団法人北澤美術館 |
管理運営 | 清水雄輔館長 |
開館 | 1983年5月21日 |
所在地 |
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28 |
位置 | 北緯36度3分20.9秒 東経138度6分42.2秒 / 北緯36.055806度 東経138.111722度座標: 北緯36度3分20.9秒 東経138度6分42.2秒 / 北緯36.055806度 東経138.111722度 |
外部リンク | 北澤美術館 |
プロジェクト:GLAM |
北澤美術館(きたざわびじゅつかん)は、エミール・ガレ等のフランスのアール・ヌーヴォー期のガラス工芸と、現代日本画の長野県諏訪市諏訪湖畔にある美術館である。キッツ 創業者の北澤利男創設[1]。 隣にはサンリツ服部美術館がある。
概要
[編集]世界初のガラス製品を美術品として1983年5月21日に開館。エミール・ガレに代表されるフランスのアール・ヌーヴォー期のガラス工芸700点と、現代日本画200点を収蔵している。
1998年、美術館脇に彫刻家・圓鍔勝三制作、北澤利男像(題字は文化功労者・青山杉雨の書)が設置された。また、彫刻家の沼田一雅(1900年、パリ万国博覧会 (1900年)、鋳銅の「猿廻し置物」を出品、1等の金牌を受領した作家)制作「ライオン像」も隣に設置。
2024年はガレの没後120年目に当たり、3月16日より「特別展 エミール・ガレ没後120年記念 北澤美術館のガレ」開催[2]。
備考
[編集]関連施設として、かつて千葉市美浜区に幕張北澤美術館(1992年10月1日[3][4] - 2000年2月[5])が、山梨県北杜市高根町清里に清里北澤美術館(1989年4月 - 2012年3月)が存在した。また北澤美術館新館(2003年4月開設)は、2012年12月に当館とは別経営の複合文化施設SUWAガラスの里の美術館となった。
館内
[編集]この節の出典:[6]
- 1階
ミュージアムショップ中央の階段を上る
- 中2階
- 喫茶室 - 諏訪湖が一望できる。
- 2階
- 日本画展示室(所蔵作家:小泉智英、加倉井和夫、野々内良樹、土屋禮一、松尾敏男、河合重政、工藤甲人、西田俊英、山田申吾、大山忠作、池内璋美、船水徳雄、川崎麻児、野村義照、松村公嗣、加山又造、東山魁夷、山口華楊、堂本元次、三輪晃久、稲本実、高山辰雄、岩波昭彦)
交通アクセス
[編集]関連項目
[編集]- 諏訪湖
- 上諏訪温泉
- 諏訪市の美術館・博物館
- 北澤美術館と同じくガレ作品を所蔵している美術館
- ひとよ茸ランプ所蔵美術館
- 企業博物館
脚注
[編集]- ^ 日本の美術館・博物館INDEX『北澤美術館』 - コトバンク
- ^ 特別展 エミール・ガレ没後120年記念 北澤美術館のガレ - 北澤美術館
- ^ “ヌーヴォー期のガラス工芸一堂に きょう幕張北沢美術館がオープン”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 12. (1992年10月1日)
- ^ “幕張北沢美術館オープン 高層ビル街に初の“芸術空間” 特殊照明で趣を演出”. 読売新聞 (読売新聞社): pp. 朝刊 25. (1992年10月2日)
- ^ “ガラス工芸の専門館 幕張北澤美術館閉館へ 幕張新都心”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 12. (2000年1月12日)
- ^ 長野県博物館協議会ホームページ 信州ミュージアムガイド参照
参考文献
[編集]- 『信州の博物館』 朝日新聞長野支局、1983年
- 『長野県の博物館』 長野県教育委員会 1989年