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誘拐ラプソディー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
誘拐ラプソディー
著者 荻原浩
発行日 2001年10月1日(単行本)
2004年10月12日(文庫)
発行元 双葉社
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 文学作品
コード ISBN 4-575-23424-9(単行本)
ISBN 4-575-50970-1(文庫)
ウィキポータル 文学
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誘拐ラプソディー』(ゆうかいラプソディー)は、荻原浩による日本の小説、および、それを原作とする日本映画

あらすじ

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途方に暮れた日々を送っていた秀吉は、家出してきたと言う少年・伝助と出会う。人生の岐路に迷っていた秀吉は伝助を誘拐し、脅迫電話を掛け身代金を要求することに成功する。だが、富裕な実業家だと思い込んでいた伝助の父親は、指定暴力団の組長だった。

映画

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誘拐ラプソディー
監督 榊英雄
脚本 黒沢久子
原作 荻原浩
出演者 高橋克典
林遼威
音楽 榊いずみ
主題歌 「元少年の歌」フラワーカンパニーズ
撮影 藤井昌之
編集 清野英樹
配給 角川映画
公開 日本の旗 2010年4月3日
上映時間 111分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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2010年4月3日公開。

キャスト

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スタッフ

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主題歌

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  • フラワーカンパニーズ元少年の歌
    • この曲のPVでは「誘拐ラプソディー」の1年後の世界を描いており、映画キャストも出演。さらにPVの監督はこの映画の監督である榊英雄が務めている。

エピソード

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  • 本来、この映画は2009年12月に公開予定であったが、出演者であった押尾学が薬物事件で逮捕された(押尾学事件)。助演ながらストーリー上、決して外せない役であり、ほとんどの場面で多数の人物と絡んでいたため、一時はお蔵入りの危機に陥る。しかし監督の榊が押尾の代役を自ら務め、出演シーンを全て撮り直して差し替えることでお蔵入りを免れ、公開延期という形に落ち着いた[1][2]
  • 主演の高橋は、2008年の東京国際映画祭初日に控え室で会った榊に自ら映画に出たいと直談判し、その結果本作のオファーを受けたという[3]

脚注

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  1. ^ 高橋克典主演「誘拐ラプソディー」押尾事件乗り越え伊ウディネ映画祭へ”. 映画.com. エイガ・ドット・コム (2010年4月3日). 2023年3月3日閲覧。
  2. ^ 押尾学の出演シーンは監督自らが代役に!高橋克典主演の『誘拐ラプソディー』再撮影版が完成”. シネマトゥデイ (2010年1月15日). 2023年3月3日閲覧。
  3. ^ 高橋克典、押尾事件乗り越え「誘拐ラプソディー」完成に万感”. 映画.com. エイガ・ドット・コム (2010年3月16日). 2023年3月3日閲覧。

外部リンク

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