角銀鉱
表示
角銀鉱 | |
---|---|
分類 | ハロゲン化鉱物 |
化学式 | AgCl |
結晶系 | 等軸晶系 |
へき開 | なし |
モース硬度 | 2.5 |
光沢 | 樹脂光沢 |
色 | 無色、灰褐色 |
条痕 | 白色 |
比重 | 5.6 |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 |
角銀鉱(かくぎんこう、chlorargyrite)とは、銀のハロゲン化鉱物。写真のフィルムなどの工業用途に用いられる塩化銀(AgCl)の自然結晶である。塩化銀鉱ともいう。
概要
[編集]- モース硬度は1から2。劈開はなく可塑性があり、割れずに潰れる。
- 比重は5.55。
- 外観は白色~黄褐色を呈し、結晶は数mm~1cmの立方形となるが剥離しやすい。
- 成分が塩化銀なので感光性があり、光が当たると黒紫色に変色する。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 松原聰 『フィールドベスト図鑑15 日本の鉱物』 学習研究社、2003年、ISBN 4-05-402013-5。
- 国立天文台編 『理科年表 平成19年』 丸善、2006年、ISBN 4-621-07763-5。
外部リンク
[編集]- Chlorargyrite(mindat.org)
- Chlorargyrite Mineral Data(webmineral.com)