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観世三郎太

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かんぜ さぶろうた
観世 三郎太
観世 三郎太
観世 三郎太
本名 観世 三郎太(かんぜ さぶろうた)
生年月日 (1999-05-16) 1999年5月16日(25歳)
出身地 東京都
職業 観世流シテ方能楽師
活動期間 2004年 -
活動内容 舞台
著名な家族 父:観世清和
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観世 三郎太(かんぜ さぶろうた、1999年5月16日 - )は、日本の観世流シテ方能楽師[1][2]。一般社団法人観世会副理事長、一般財団法人観世文庫評議員[3]

人物・経歴

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1999年5月16日、東京生まれ[3]。父は室町時代能楽を大成させた観阿弥世阿弥の流れをくむ観世流の二十六世宗家の観世清和[1][2]

3歳から、宗家である父に師事し、5歳の時に『鞍馬天狗』で初舞台。子方(子役)として多くの舞台で経験を積み、2009年には『合浦(かっぽ)』で主役である初シテを務め、。2015年3月、15歳の時に、初めて面(おもて)を着けて舞う「初面」の祝いの舞台で能『経正(つねまさ)』のシテを務めた[1][2]

立教小学校立教池袋中学校・高等学校を経て、立教大学法学部に入学し、2022年に卒業[1]。学生時代も学業と舞台の両立に努めて、海外公演にも積極的に取り組んだ[2]

2022年6月には、『翁』のシテを初演[1]

2023年には、能とVRを融合した舞台である『VR能 攻殻機動隊』に挑戦するなど、新たな能楽の魅力の開拓にも取り組み、次世代を担う能楽師として活躍する[3]

脚注

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