親父山
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親父山 | |
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標高 | 1,644[1][2] m |
所在地 | 日本宮崎県西臼杵郡高千穂町[2] |
山系 | 祖母山系 |
プロジェクト 山 |
親父山(おやじやま)は、宮崎県にある標高1,644mの山である[1]。親父岳とも呼ばれる[3]。
障子岳から西方に延びる稜線上にある山で、山頂からは祖母山、黒岳、古祖母山等を展望できる。また、シャクナゲの群落、アケボノツツジ、オオヤマレンゲが分布している[1]。
B-29墜落事故
[編集]終戦直後の1945年(昭和20年)8月30日、福岡県貝島炭坑の連合国捕虜収容所に救援物資を投下する途中の爆撃機B-29が障子岳に接触し、親父山の北西斜面に墜落。乗組員12名全員が死亡した[4][3][5]。
祖母山系では、同年8月7日に夜間訓練飛行中の一式戦闘機「隼」が墜落する事故も起きている。2つの事故現場のほぼ中間地点にある五ケ所高原の三秀台には、1995年(平成7年)に平和祈念碑が建立され、毎年、犠牲者を追悼する五ケ所平和祈念祭が開催されている[4][6][7]。
脚注
[編集]- ^ a b c 親父山 - おやじやま:標高1,644m-九州・沖縄 Yamakei Online(山と溪谷社)
- ^ a b 宮崎県の主な山岳標高 国土地理院
- ^ a b 墜落B29に搭乗将校、身元が65年目に判明 毎日.jp(インターネットミュージアム)、2011年6月28日
- ^ a b 高千穂の歴史(明治~平成時代) 高千穂町コミュニティセンター・高千穂町歴史民俗資料館
- ^ 遺族の受け入れ準備 終戦直後、親父山にB29墜落 宮崎日日新聞、2015年7月18日
- ^ 五ケ所から平和を祈る-高千穂 夕刊デイリー、2015年8月31日
- ^ 第21回五ケ所平和祈念祭 関係者ら50人が出席 「平和の大切さ語り継ぐ」 高千穂 /宮崎 毎日新聞、2016年8月28日