覚翁寺
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覚翁寺 | |
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所在地 | 千葉県勝浦市出水1297 |
山号 | 出水山 |
院号 | 善福院 |
宗派 | 浄土宗 |
本尊 | 阿弥陀三尊 |
創建年 | 慶長年間(1596年 - 1615年) |
開基 | 植村泰忠 |
中興年 | 明治40年(1907年) |
中興 | 戒誉大忍 |
別称 | 茶水寺 |
文化財 | 宝筺印塔(勝浦市指定有形文化財) |
法人番号 | 2040005016309 |
歴史
[編集]慶長年間(1596年 - 1615年)、植村泰忠の開基である。植村泰忠は徳川家康の家臣で、家康の江戸入府に伴い、勝浦の領主となった。その際に菩提寺として寺を創建した。泰忠は勝浦朝市を開いたことでも知られている[1][2]。
3代泰朝の代に現在地に移転させ、父泰勝の幼名「覚翁丸」にちなみ、「浄林寺」から「覚翁寺」に改称した。その後も、植村家の大名昇格もあり寺運興隆したが、1751年(寛延4年)、分家の不祥事を隠蔽した罪により改易され、菩提寺だった当寺も次第に衰微していった[2][3]。
1907年(明治40年)に着任した戒誉大忍によって、少しずつ再興していった[3]。
文化財
[編集]- 宝筺印塔(勝浦市指定有形文化財)[4]
交通アクセス
[編集]- 勝浦駅より徒歩10分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 千葉県高等学校社会科教育研究会歴史部会 編『千葉県の歴史散歩(歴史散歩12)』山川出版社、2006年