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覚翁寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
覚翁寺
所在地 千葉県勝浦市出水1297
山号 出水山
院号 善福院
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀三尊
創建年 慶長年間(1596年 - 1615年
開基 植村泰忠
中興年 明治40年(1907年
中興 戒誉大忍
別称 茶水寺
文化財 宝筺印塔(勝浦市指定有形文化財)
法人番号 2040005016309 ウィキデータを編集
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覚翁寺(かくおうじ)は、千葉県勝浦市にある浄土宗寺院

歴史

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慶長年間(1596年 - 1615年)、植村泰忠の開基である。植村泰忠は徳川家康の家臣で、家康の江戸入府に伴い、勝浦の領主となった。その際に菩提寺として寺を創建した。泰忠は勝浦朝市を開いたことでも知られている[1][2]

3代泰朝の代に現在地に移転させ、父泰勝の幼名「覚翁丸」にちなみ、「浄林寺」から「覚翁寺」に改称した。その後も、植村家大名昇格もあり寺運興隆したが、1751年寛延4年)、分家の不祥事を隠蔽した罪により改易され、菩提寺だった当寺も次第に衰微していった[2][3]

1907年明治40年)に着任した戒誉大忍によって、少しずつ再興していった[3]

文化財

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  • 宝筺印塔(勝浦市指定有形文化財)[4]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ 千葉県高等学校社会科教育研究会歴史部会 編『千葉県の歴史散歩(歴史散歩12)』山川出版社、2006年、253p
  2. ^ a b 覚翁寺千葉県観光物産協会「まるごとe!ちば」
  3. ^ a b 出水山覺翁寺(善福院)浄土宗千葉教区
  4. ^ 覚翁寺勝浦市

参考文献

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  • 千葉県高等学校社会科教育研究会歴史部会 編『千葉県の歴史散歩(歴史散歩12)』山川出版社、2006年