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西麻布三丁目北東地区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

西麻布三丁目北東地区(にしあざぶさんちょうめほくとうちく)は東京都港区の再開発地区。デベロッパー野村不動産ケン・コーポレーション[1]

経緯

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この再開発は2004年にまちづくり協議会が発足し、その後は、野村不動産とケン・コーポレーションが事業協力者として加わり、2013年に市街地再開発準備組合が設立された[2]

2019年4月19日に東京都港区から都市計画決定の告示が行われ[2]、2020年9月10日に東京都から市街地再開発組合の設立を認可され[3]、2023年2月15日に東京都知事から権利変換計画の認可を受けた[4]

なお、スケジュールに関しては、2019年4月19日時点では、2020年度に工事着工、2025年度に竣工となっていたが[2]、2023年2月15日時点では、2023年度に工事着工、2028年度に竣工[4]とスケジュールが大きく遅れている。

特徴

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この地区は『六本木ヒルズ』に隣接しており、緊急輸送道路の補助10号線(通称:テレビ朝日通り)が整備されておらず、緑や公園といったオープンスペースが足りていないといった課題を抱えていた[2][4]。今回の再開発で、補助10号線の拡幅や『六本木ヒルズ』を含めた周辺地区の回遊性を向上させる歩行者デッキに加え、地域の拠点となるオープンスペースを整備することによって、この地区の安全性・防災性を高め、賑わいも創出する[2][4]

歴史ある寺社である長幸寺、妙善寺桜田神社を範囲内に含むが、これらについては範囲外に移転せず再配置する予定[5]

脚注

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  1. ^ 西麻布三丁目北東地区再開発/権利変換計画が認可”. 日刊建設通信新聞社 (2023年2月16日). 2023年3月14日閲覧。
  2. ^ a b c d e 住宅・事務所・商業・ホテルの超高層棟と三寺社からなる複合再開発『西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業』都市計画決定のお知らせ” (PDF). 野村不動産 (2019年4月19日). 2023年2月16日閲覧。
  3. ^ 西麻布三丁目北東地区市街地再開発組合の設立を認可します”. 東京都 (2020年9月9日). 2023年2月16日閲覧。
  4. ^ a b c d 住宅・事務所・商業・ホテルの超高層棟と三寺社からなる複合再開発『西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業』権利変換計画認可のお知らせ” (PDF). 野村不動産 (2023年2月15日). 2023年2月16日閲覧。
  5. ^ 【西麻布再開発】六本木ヒルズの目と鼻の先!西麻布三丁目で進む再開発計画とはat home

外部リンク

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北緯35度39分36秒 東経139度43分40秒 / 北緯35.66000度 東経139.72778度 / 35.66000; 139.72778