西野空男
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西野空男 | |
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生誕 |
1973年 広島県 |
国籍 | 日本 |
職業 | 漫画家、編集者 |
ジャンル | ガロ系 |
代表作 | 『幼年クラブ』 |
受賞 | 第14回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品 |
公式サイト | Web架空 |
西野 空男(にしの そらお、1973年 - )は、日本の漫画家、編集者、同人作家。広島県出身、東京都在住。『漫画雑誌架空』の編集/発行人。セミ書房の立ち上げ人。
略歴
[編集]1973年、広島県生まれ。ミニコミ活動を経て、2002年10月、『幻燈4』(北冬書房)にて短編「長男」「百貨店/転落」でデビュー。以後、製鋼所で働く傍ら、同誌・『何の雑誌』(幻堂出版)を中心に短編作品を発表。
2006年、伝説の漫画雑誌『ガロ』に系譜されるマイナー漫画の復権を唱えて『幻燈』作家の斉藤種魚、木下竜一らとともに同人漫画誌『漫画雑誌架空』を発行。2009年より上京し、2010年4月から月刊化をスタートさせている(現在は東日本大震災の影響により中断中)。
2008年2月、『ガロ』漫画家・川崎ゆきおらの知られざる同人活動を追った「ルポ もののけ同人」(『架空2号』収録)が第九回アックスマンガ評論新人賞最終選考作品に、2010年、『漫画雑誌架空』が第14回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出された。
単行本
[編集]作品リスト
[編集]- 「長男」『幻燈4』(北冬書房、2002年10月)
- 「百貨店/転落」『幻燈4』(北冬書房、2002年10月)
- 「パッカーの男」『氣刊何の雑誌第五号』(幻堂出版、2002年11月)
- 「幸福番外地」『氣刊何の雑誌第五号』(幻堂出版、2002年11月)
- 「トンネル画廊」『幻燈5』(北冬書房、2004年4月)
- 「蒸発日記」『幻燈5』(北冬書房、2004年4月)
- 「昨日の夢」『幻燈5』(北冬書房、2004年4月)
- 「いじわる公園」『浪漫チック』(幻堂出版、2004年6月)
- 「幼年クラブ」『氣刊何の雑誌第六号』(幻堂出版、2004年7月)
- 「幸福番外地」『氣刊何の雑誌第六号』(幻堂出版、2004年7月)
- 「幸福番外地」『幻史』(幻堂出版、2004年12月)
- 「森を描く青年」『氣刊何の雑誌第七号』(幻堂出版、2005年7月)
- 「幸福番外地」『氣刊何の雑誌第七号』(幻堂出版、2005年7月)
- 「夢」『氣刊何の雑誌第七号』(幻堂出版、2005年7月)
- 「別離」『幻燈6』(北冬書房、2005年11月)
- 「千の誘惑」『幻燈6』(北冬書房、2005年11月)
- 「人間公園」『漫画雑誌架空一号』(セミ書房、2006年12月)
- 「火曜日のトラック」『幻燈7』(北冬書房、2007年2月)
- 「係長に会う」『幻燈7』(北冬書房、2007年2月)
- 「さるのえつこ」(WEBサイト『高田馬場つげ義春研究会』、2007年2月〜)
- 『幸福番外地』(描き下ろし、幻堂出版、2007年6月)
- 「四駒漫画」『幸福番外地』(幻堂出版、2007年6月)
- 「夜風が散る」『走馬燈 創刊準備号』(書肆フリークス、2007年12月)
- 「日常の関係」『漫画雑誌架空二号』(セミ書房、2008年4月)
- 「夜」『幻燈8』(北冬書房、2008年8月)
- 「ヨン」『走馬燈 第一号』(書肆フリークス、2008年9月)
- 「菅野修を彷徨う」(文章)『QOM』(書肆フリークス、2009年9月)
- 「走馬燈」『幻燈10』(北冬書房、2009年11月)
- 「フヨウ」(原作安部慎一)『月刊架空4月号』(セミ書房、2010年4月)
- 「+」『走馬燈 第4号』(書肆フリークス、2010年5月)
- 「耳鳴」(原作安部慎一)『月刊架空5月号』(セミ書房、2010年5月)
- 「西日」(原作安部慎一)『月刊架空6月号』(セミ書房、2010年6月)
- 「夜曲」(原作安部慎一)『月刊架空7月号』(セミ書房、2010年7月)
- 「家出前夜」(原作安部慎一)『月刊架空8月号』(セミ書房、2010年8月)
- 「理知という名の赤い花」(原作安部慎一)『月刊架空9月号』(セミ書房、2010年9月)
- 「深夜の栄光」(原作安部慎一)『月刊架空11月号』(セミ書房、2010年11月)
- 「トンマな肉屋」『幻燈11』(北冬書房、2010年11月)
- 「珍犬バナナ」(原作安部慎一)『月刊架空12月号』(セミ書房、2010年12月)
- 「愛は憎しみを越えず」(原作安部慎一)『月刊架空1月号』(セミ書房、2011年1月)
- 「雪中記」(原作安部慎一)『幻燈12』(北冬書房、2011年11月)
- 「ねじ式模写」『月刊架空2月号』(セミ書房、2012年6月)