西郷近光
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西郷 近光(さいごう ちかみつ、明和8年(1771年) - 文政2年(1819年)は江戸時代の会津藩家老。
父は会津藩番頭西郷近寧。子は西郷近思。通称文蔵、式部、頼母。
生涯
[編集]会津藩番頭西郷近寧の子として生まれる。天明3年(1783年)藩主松平容頌に初めて拝謁する。天明8年(1788年)に物頭となり、寛政10年(1798年)奉行、享和3年(1803年)若年寄と累進し、文化7年(1810年)には加増を受け、知行1000石となり家老職を拝命する。文化9年(1812年)には功績を賞されて300石の加増を受ける。文化10年(1813年)藩主松平容衆の家督相続の御礼言上の際に、江戸城で将軍徳川家斉に拝謁する。文政元年(1818年)会津藩大老職を拝命するも、翌文政2年(1819年)死去。家督は嫡男近思が相続した。
関連項目
[編集]- 西郷近房 - 会津藩西郷氏の家祖