コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

西脇国三郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
西脇国三郎
にしわき くにさぶろう
生年月日 安政2年
出生地 日本の旗 日本 越後国小千谷
(現・新潟県小千谷市
没年月日 明治29年(1896年2月7日
前職 実業家

在任期間 明治24年(1891年) - ?
テンプレートを表示

西脇 国三郎(にしわき くにさぶろう、安政2年[1] - 明治29年(1896年2月7日[1][2])は、明治時代の日本実業家、社会事業家、地方政治家。号は雲林[2]

来歴

[編集]

越後国小千谷(現・新潟県小千谷市)出身。

明治14年(1881年)小千谷銀行の前身となる金融会社が設立され[注釈 1]、頭取に就任した[5]。その後、小千谷電信局の設立や信濃川旭橋の架橋に資金を提供した[2]

明治24年(1891年)、小千谷町長となる[2]。明治25年(1892年)に両毛鉄道社長となった[6][7]。そのほか、第四国立銀行取締役[注釈 2]などを務めた[2]

親族

[編集]

長男の西脇済三郎は実業家として活動、小千谷市の名誉市民に選ばれている[9]

詩人の西脇順三郎は縁戚に当たる[10]

出典

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 明治26年(1893年)10月30日に小千谷銀行に改組された。その後、昭和5年(1930年)8月3日に第四銀行と合併した[3][4]
  2. ^ 少なくとも、明治25年(1892年)発行の書籍では就任している[8]

脚注

[編集]
  1. ^ a b 国民過去帳 明治之巻 341コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  2. ^ a b c d e 西脇国三郎」『デジタル版 日本人名大辞典+Plus』https://kotobank.jp/word/%E8%A5%BF%E8%84%87%E5%9B%BD%E4%B8%89%E9%83%8Eコトバンクより2022年8月27日閲覧 
  3. ^ 第四銀行百年史 402コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  4. ^ 第四銀行百年史 403コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  5. ^ 第四銀行百年史 401コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  6. ^ 今村清之助君事歴 93コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  7. ^ 今村清之助君事歴 94コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  8. ^ 日本紳士録 第2版 457コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  9. ^ 名誉市民 西脇済三郎 - 小千谷市
  10. ^ 西脇家の歴史 – 小千谷豪商の館-西脇邸”. 2024年7月30日閲覧。

外部リンク

[編集]