西日本旅客鉄道社員研修センター
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社員研修センター(しゃいんけんしゅうせんたー) は、大阪府吹田市片山町にある西日本旅客鉄道(JR西日本)の研修機関である。
概要
[編集]敷地面積は68,000 m2で、新入社員研修や各種の集合研修などが実施されている。社員研修センターは国土交通大臣から指定を受けた動力車操縦者養成所として、電気車・内燃車・新幹線電気車・蒸気機関車の運転士と車掌の養成研修が行われており、京都丹後鉄道・智頭急行・あいの風とやま鉄道など第三セクター鉄道の運転士養成研修も受託している。
日本国有鉄道時代は関西鉄道学園として、当時の大阪鉄道管理局の研修機関の中心的役割を果たしていた。
施設
[編集]研修センターには教室棟が2棟、実習棟が3棟、2つの実習線のほか、研修寮や食堂を有している。また敷地内には、鉄道安全考動館が併設されている[1]。
2025年12月ごろに福知山線脱線事故の車両保存施設が完成予定。原則として社外には非公開の予定。[2][3]
沿革
[編集]- 1960年(昭和35年)10月1日:吹田鉄道教習所から大阪鉄道教習所に改称[4]。
- 1965年(昭和40年)9月1日:関西鉄道学園に改称[5]。
- 1966年(昭和41年)10月1日:工場の技能者養成所が関西鉄道学園に統合される[6]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:JR西日本に継承される。
- 2007年(平成19年)4月3日:鉄道安全考動館が開設[7]。
- 2021年(令和3年)1月:リニューアル工事竣工[8]。
脚注
[編集]- ^ 研修施設の公開検討 犠牲者遺族らの要望で JR西社長 - 神戸新聞 2008年4月23日
- ^ 「尼崎脱線車両保存施設、非公開に 遺族にJR西伝達、25年完成へ」『神戸新聞NEXT』(共同通信社)2024年7月23日。オリジナルの2024年7月23日時点におけるアーカイブ。2024年7月23日閲覧。
- ^ 大田将之、大島光貴、鈴木雅之「尼崎JR脱線の車両保存施設、25年12月ごろ完成 実寸大で現場を再現 設計変更で1年遅れ」『神戸新聞NEXT』2023年11月11日。オリジナルの2023年11月11日時点におけるアーカイブ。2024年7月23日閲覧。
- ^ 『近畿地方の日本国有鉄道-大阪・天王寺・福知山鉄道局史』大阪・天王寺・福知山鉄道局史編集委員会 2004年 p.365
- ^ 『近畿地方の日本国有鉄道-大阪・天王寺・福知山鉄道局史』大阪・天王寺・福知山鉄道局史編集委員会 2004年 p.368
- ^ 『近畿地方の日本国有鉄道-大阪・天王寺・福知山鉄道局史』大阪・天王寺・福知山鉄道局史編集委員会 2004年 p.369
- ^ 沿革:JR西日本 - 西日本旅客鉄道
- ^ JR西日本 社員研修センター | 教育施設 | 建築部門 | 実績紹介 - 大鉄工業
参考文献
[編集]- 『データで見るJR西日本 2001』西日本旅客鉄道