コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

西御坊駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
西御坊駅*
駅舎とホーム(2016年1月)
にしごぼう
NISHIGOBO
市役所前 (0.3 km)
地図
所在地 和歌山県御坊市薗563
北緯33度53分12.83秒 東経135度9分10.80秒 / 北緯33.8868972度 東経135.1530000度 / 33.8868972; 135.1530000座標: 北緯33度53分12.83秒 東経135度9分10.80秒 / 北緯33.8868972度 東経135.1530000度 / 33.8868972; 135.1530000
所属事業者 紀州鉄道
所属路線 紀州鉄道線
キロ程 2.7 km(御坊起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
23人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日 1932年昭和7年)4月10日
備考 無人駅
当駅 - 日高川間は1989年廃止
* 1932年に松原口駅から改称
テンプレートを表示

西御坊駅(にしごぼうえき)は、和歌山県御坊市薗にある紀州鉄道紀州鉄道線。同線の終着駅である。

歴史

[編集]
改装前の駅舎(2006年7月)

駅構造

[編集]

単式ホーム1面1線を持つ地上駅である。夜間滞泊はなく、紀伊御坊駅まで回送される。

トイレ仮設タイプで男女共用の汲取式。以前はホームの御坊方面側の端にあった(画像も参照)が、後にホームと反対側の地上に移動している。

かつては、駅の西側にあるダイワボウプログレス(当時は大和紡績)和歌山工場(2021年9月閉鎖[1])へ至る専用線(延長0.85 km)が分岐していた。西川を渡る鉄橋があったほか、工場内に大きな貨物上屋があり、神戸港で陸揚げされた綿花などが貨車で到着していた。

駅入口には長い間駅名表示がなかったが再塗装と共に「西御坊駅」の表示もされるようになった。現行の駅名標の左上に、「西御坊駅」と書かれた木製の古い駅名標が残されている。以前は配置された駅員から入場券および乗車券を購入できたが、2018年8月27日からの駅の完全無人化[2]により、購入できなくなった。

また、2003年7月まで当駅で使われていた「回転式乗車券箱」が、鉄道博物館の収蔵資料となっている。

利用状況

[編集]

近年の1日平均乗車人員は以下の通り[3]

年度 1日平均
乗車人員
2015年 52
2016年 48
2017年 47
2018年 51
2019年 42
2020年 23

駅周辺

[編集]

駅周辺は商店街となっている。

隣の駅

[編集]
紀州鉄道
紀州鉄道線
市役所前駅 - 西御坊駅

脚注

[編集]
  1. ^ 大和紡績和歌山工場 今月末で生産終了 - 日高新報”. 日高新報 (2021年6月19日). 2022年8月10日閲覧。
  2. ^ 西御坊駅の完全無人化の実施について”. 紀州鉄道株式会社. 2018年10月7日閲覧。
  3. ^ 『統計ごぼう 令和3年版(2021年)』第5章 運輸・通信” (PDF). 御坊市. 2022年1月1日閲覧。

関連項目

[編集]