西川秀男
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西川 秀男(にしかわ ひでお、1931年 - 2006年3月10日[1])は、日本の編集者。元岩波書店取締役(辞典・ニューメディア開発担当)。
経歴
[編集]1931年、東京に生まれる。早稲田大学政治経済学部を中退し、1948年、岩波書店に入社。経理部、出版部を経て、1965年より「広辞苑」第2版から第4版までの編集・制作に携わる。その間、コンピュータ組版(CTS)による各種辞典(「生物学辞典」「六法全書」など)の制作を推進する[2]。1986年から「広辞苑」CD-ROMの開発・商品化を担当し[3]、翌年に「広辞苑 第3版」CD-ROM版が発売される。1991年には、電子ブックの普及のための「電子ブックコミッティー」を立ち上げ、代表幹事に就任する[4]。1994年に岩波書店を退社後、21世紀情報出版研究所を設立[5]。2006年死去。
著作
[編集]脚注
[編集]- ^ 『現代物故者事典2006~2008』(日外アソシエーツ、2009年)p.481
- ^ 当時は活版印刷が主流であった。
- ^ 電子広辞苑 誕生物語 (吉田安孝/坪倉 孝)
- ^ 電子ブックと電子ブックコミティーの思い出 (長谷川秀記)
- ^ 経歴については主に『電子出版の実務』(日本エディタースクール出版部、1997年)の奥付の著者紹介を参照した。