西嶋千春
2018年4月1日に東京ドームホテルで開催された、最高位戦日本プロ麻雀協会の第42期就位祝賀パーティーにて撮影 | |||
基本情報 | |||
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出身地 | 埼玉県[1] | ||
生年月日 | 2月1日[1] | ||
プロ入会 | 2009年[1] | ||
所属団体 | 最高位戦日本プロ麻雀協会[1] | ||
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主な実績 | |||
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西嶋 千春(にしじま ちはる、2月1日 - )は、日本の競技麻雀団体・最高位戦日本プロ麻雀協会に所属する女流プロ雀士である[1]。埼玉県出身[1]。
略歴
[編集]早稲田大学を卒業後、職探しに失敗したことをきっかけに、親元を離れて生計を立てるために雀荘でのアルバイトを始める[3]。雀荘での勤務時間が長かったことからプロとしてのキャリアを考えはじめ[3]、2009年に[1]第34期前期生として最高位戦日本プロ麻雀協会に入会、麻雀プロとなった[4]。所属団体の女流リーグでは2014年の第13期で[5]初めて、そして2016年の第15期でも女流最高位決定戦に進出するも、ともに3位という成績で終わった[2]。その間、2015年に開催された[6]最高位戦主催のタイトル戦・第16期女流名人戦[7]でも準優勝となった[2]。2017年には3度目となる第17期女流最高位決定戦に進出し、最終局での逆転により3連覇中の大平亜季を退けての初優勝を収めた[8]。その後、所属団体のリーグ戦タイトルホルダーとして出場した2018年の四神降臨 女流王座決定戦では準優勝[9]、日本プロ麻雀連盟主催の女流プロ麻雀日本シリーズでは3位の成績を残した[10]。しかし西嶋が勤めていた雀荘の客であった夫との間に子供を授かったため一時的に麻雀プロとしての活動を休止させた[3]。2018年8月から復帰した[3]後、女流最高位決定戦では2018年の第18期[11]、2019年の第19期と3連覇を果たしており[12]、同じく2019年の女流プロ麻雀日本シリーズでは準優勝となった[13]。しかし、2020年の女流最高位決定戦では女流最高位の座を伊藤奏子に譲る結果となった[14]。
2022年、女流最高位決定戦優勝。
人物・雀風
[編集]映像外部リンク | |
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麻雀最強戦2019 女流プロ代表決定戦における西嶋の選手紹介(4m4s〜) - YouTube |
趣味としては漫画[1]のほか、お酒やネコを挙げている[3]。血液型はA型[1]。雀士としてのキャッチフレーズは「逆転の西嶋」であり[2]、第17期女流最高位決定戦における逆転劇でのタイトル獲得に由来している[15]。2019年のプリンセスリーグの対局ではフレーズ通りの逆転は叶わず予選Aブロック敗退に終わったものの、「切れ味鋭い攻撃力を、存分に感じられる局面も多々あった」と評した者もいた[16]。西嶋は2020年3月時点で、最高位戦のC2リーグに所属している[4]。
獲得タイトル
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i 麻雀ウォッチ編集部 (2015年10月7日). “西嶋 千春(最高位戦日本プロ麻雀協会)”. 麻雀ウォッチ. ムー. 2020年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月8日閲覧。
- ^ a b c d e 麻雀ウォッチ編集部 (2019年4月25日). “タイトルホルダーが目白押し!「麻雀ウォッチプリンセスリーグ 2019」4月26日(金)16時開幕!注目の出場選手も発表!”. 麻雀ウォッチ (ムー). オリジナルの2020年3月7日時点におけるアーカイブ。 2020年3月8日閲覧。
- ^ a b c d e 西嶋千春(インタビュー)「西嶋千春プロ 第17期女流最高位で優勝!産休を経て復帰した女流プロの次なる目標は!!」『ドカント』、デジタルスタイル。オリジナルの2020年3月7日時点におけるアーカイブ 。2020年3月8日閲覧。
- ^ a b “西嶋 千春”. 最高位戦日本プロ麻雀協会. 2020年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月8日閲覧。
- ^ 麻雀豆腐編集部 (2016年2月12日). “「第15期女流最高位決定戦」DVDが2月5日より発売!”. 麻雀豆腐 (MOM). オリジナルの2020年3月7日時点におけるアーカイブ。 2020年3月8日閲覧。
- ^ @saikouisen (2015年1月31日). "最高位戦日本プロ麻雀協会によるツイート". 2020年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。X(旧Twitter)より2020年3月8日閲覧。
- ^ 麻雀ウォッチ編集部 (2011年2月15日). “「第16期女流名人戦」3月13日より開幕!!”. 麻雀ウォッチ (ムー). オリジナルの2020年3月7日時点におけるアーカイブ。 2020年3月8日閲覧。
- ^ 麻雀ウォッチ編集部 (2017年10月2日). “西嶋千春がオーラス大逆転で初戴冠!/第17期女流最高位決定戦”. 麻雀ウォッチ (ムー). オリジナルの2020年3月7日時点におけるアーカイブ。 2020年3月8日閲覧。
- ^ 麻雀ウォッチ編集部 (2018年2月27日). “竹居みつきが優勝/四神降臨2018女流王座決定戦”. 麻雀ウォッチ (ムー). オリジナルの2020年3月7日時点におけるアーカイブ。 2020年3月8日閲覧。
- ^ 石田亜沙己. “女流プロ麻雀日本シリーズ2018 決勝レポート 石田 亜沙己”. 日本プロ麻雀連盟. 2020年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月8日閲覧。
- ^ 麻雀ウォッチ編集部 (2018年10月17日). “西嶋千春が連覇達成!/第18期女流最高位決定戦”. 麻雀ウォッチ (ムー). オリジナルの2020年3月7日時点におけるアーカイブ。 2020年3月8日閲覧。
- ^ 麻雀ウォッチ編集部 (2019年10月8日). “8戦中5トップ!西嶋千春が圧巻の3連覇達成!/第19期女流最高位決定戦”. 麻雀ウォッチ (ムー). オリジナルの2020年3月7日時点におけるアーカイブ。 2020年3月8日閲覧。
- ^ 中野妙子. “女流プロ麻雀日本シリーズ2019 プ決勝レポート 中野 妙子”. 日本プロ麻雀連盟. 2020年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月8日閲覧。
- ^ 麻雀ウォッチ編集部 (2020年9月29日). “初の地方所属選手の戴冠!北海道本部の伊藤奏子が女流最高位に/第20期女流最高位決定戦”. 麻雀ウォッチ (ムー). オリジナルの2020年10月3日時点におけるアーカイブ。 2020年10月3日閲覧。
- ^ 麻雀ウォッチ編集部 (2019年6月20日). “一打に意志を宿して――。水瀬夏海と西嶋千春が描く逆転へのシナリオ【麻雀ウォッチ プリンセスリーグ2019 予選第2節Aブロック1卓】”. 麻雀ウォッチ (ムー). オリジナルの2020年3月7日時点におけるアーカイブ。 2020年3月8日閲覧。
- ^ 新井等(スリアロ九号機) (2019年9月26日). “朝倉ゆかりと西嶋千春、「象徴」は散り際にて輝く【麻雀ウォッチ プリンセスリーグ2019 予選第3節Aブロック2卓】”. 麻雀ウォッチ (ムー). オリジナルの2020年3月7日時点におけるアーカイブ。 2020年3月8日閲覧。
外部リンク
[編集]- 最高位戦日本プロ麻雀協会による会員紹介
- 女流麻雀プロ 西嶋千春の『飲む、打つ、食べる!!』 - Ameba Blog
- 西嶋千春 (@chiharutaaaaaan) - X(旧Twitter)