西山邦彦 (哲学者)
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西山 邦彦(にしやま くにひこ / ほうげん、1930年 - )は、日本の哲学者。浄土真宗の僧。
名古屋市生まれ。京都大学文学部大学院博士課程(哲学専攻)満期退学。真宗大谷派教学研究所所員を経て、近畿大学短期大学部助教授、教授。真宗大谷派金沢教区第六組常徳寺住職、石川県河北郡内灘町に隠棲、親鸞学団―京都―を主宰する[1]。曽我量深に師事した。
著書
[編集]- 『善導玄義分論讃 本文・意訳・語釈』永田文昌堂 1980
- 『森鷗外とドストエフスキイ』啓文社 1980
- 『善導序分義論讃 本文・意訳・諸師疏のべがき』永田文昌堂 1981
- 『龍樹と曇鸞 浄土論註研究序説』法蔵館 1982
- 『意訳浄土論註』法蔵館 1983
- 『親鸞思想の源流』法蔵館 1985
- 『哲学と論理』啓文社 1992
- 『蓮如上人帖外御文ひもとき』改訂版 法蔵館 1996
- 『親鸞の信証論 浄土と国家』法藏館 2003
- 『浄土について 『教行信証』真仏土巻義讃』法藏館 2004
- 『愚禿釈の鸞 『教行信証』化身土巻本論讃』法藏館 2005
- 『現代親鸞教学の先覚者たち 清沢満之・曾我量深・金子大栄・安田理深・蓬茨祖運・西田幾多郎・河上肇・三木清』法藏館 2005
- 『親鸞の世界史観 『教行信証』化身土巻末後序論讃』法藏館 2006
- 『親鸞』全3巻 法藏館 2007
- 『浄土真宗論』法藏館 2007
- 共著
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ 『浄土真宗論』著者紹介