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西尾 利氏(にしお としうじ、天正13年(1585年) - 慶長16年7月19日(1611年8月26日))は、安土桃山時代の武将。鶴見利政の子で武蔵原市藩主西尾吉次の養子となる。子に西尾政氏、西尾政次がいる。
西尾吉次には男子がいなかったため嫡子となっていたが、慶長4年(1599年)に徳川家康の重臣・酒井重忠の三男・西尾忠永が吉次の娘婿となったため、別家を立てた。関ヶ原の戦いにも参加している。慶長16年(1611年)没。法名は良知院殿寿岳全勝居士。